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あなたはなぜ「決断力」に欠けるのか?すぐに「決断」と「行動」ができる成功者の考え方

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2018年08月27日 20:02  新刊JP

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写真『3秒決断思考 やるか、すぐやるか。』(集英社刊)の著者、金川顕教さん
『3秒決断思考 やるか、すぐやるか。』(集英社刊)の著者、金川顕教さん
私たちの生活は、常に「決断」と「行動」の繰り返しだ。
朝、着ていく服を決めるのも、何を食べるのかも、仕事を進めるのにも、ライフプランを描くの、何かしらの結果を出したいのであれば、「行動」がなくては始まらない。そして、行動を起こすには「決断」を下すことが不可欠だ。

結果を出すためには、熟慮すべきか、即断即決すべきか。多くの人にとって悩みのタネになるこの問題について、一つの答えを出しているのが『3秒決断思考 やるか、すぐやるか。』(集英社刊)を上梓した金川顕教氏だ。

金川氏は、偏差値35から二浪の末に大学合格。在学中に公認会計士試験合格。世界的な会計事務所のグループ会社勤務を経て起業と、これまで困難な選択をしながらも、「3秒で決断」して「すぐやる」という信条を貫き、年商10億円の事業を手がける経営者になっている。
そんな多くの結果を出してきた金川氏に「決断」と「行動」に対する考え方についてお話を伺った。

(取材・文:大村佑介)

■「ベスト」よりも「ベター」で決断する

――2016年からほぼ毎月一冊のペースで著書を刊行され、今作で18冊目となりますが、今回のテーマはどのようなところから着想を得たのでしょうか?

金川顕教(以下、金川):今までの本は、例えばお金を稼ぐ方法だったら、そのために必要なマインドや方法論を説明する内容が多かったのですが、お金持ちになる前に「お金持ちになろう」と決断しないと、行動にはいかないんですよね。

つまり、何か新しいことを始めるときには、最初に「決断する」ということがあるんです。これは、仕事でも勉強でも人生のことでも一緒です。その根本のところをテーマにしようと思ったのが始まりですね。

――金川さんの実感として、決断ができない人に年齢はあまり関係ないと思いますか?

金川:年齢ではないと思います。すぐに決断するクセがついている人は、年齢に関係なく決断しますから、そのクセというか習慣の問題だと思いますね。
決断できない人生を20年送っていたとしたら、すぐに決断できるようになるのは難しいですよね。過ごしてきた年数だけ「決断しないクセ」が強くなっていきますから。

今回の本を手に取ってくれる読者の方々は決断力に自信がなくて、決断しないクセがついてしまっている人が多いんじゃないかと思います。そういった方は、できるだけクセを直そうと意識して読んでほしいと思います。

――書籍のタイトルにもありますが、「3秒」で決断することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

金川:早く決断することで、早く行動に移せて、早く結果が出るというところです。
決断をせずに、考えたり悩んだりすると、実際にあるかどうかもわからないことを心配したり不安になったりします。それによって後ろ向きになって、結果的に行動できなくなってしまうということがありますが、早く決断することでそういったことがなくなるのもメリットです。

僕は会計士試験を目指したときに、すぐに「受けよう」と決断しました。
すぐに「受ける」と決めれば、「勉強するしかない!」となって、どんどん勉強して前に進めるんです。
でも、そこで「自分が会計士試験に受かるのかな?」と考え始めると、本当は受かる可能性があるのに「自分なんかが受かるはずない」とネガティブに考えてしまって、結局、行動できずに終わってしまったかもしれません。

――では、「3秒」で決断できない人に欠けているものはなんだと思いますか?

金川:よくあるのは「ベストアンサーを求めている」ということです。一番いい結果を出すための一番いい選択をしようとしている。でも、僕は「決断はベストよりもベターだ」と言っています。

3秒で決断できない人は、考えるときに長期プランで考えて「本当にそれでいいのかな?」という心配や不安に流されてしまう。ベストにこだわるあまり決断できない。ベターでいい、という考え方が足りないんだと思いますね。

あとは「できる・できない」で考える人は多いですね。
自分にできるのかな? 達成できるのかな? 達成できるならどういう理屈でできるのかな……といった理屈ベースで考えてしまう。

やったことのない物事ができるかできないかは、やってみないと誰にだってわかりません。だから、理屈でなく「やりたいのか・やりたくないのか」という感情で考えることが欠けているんだと思います。

■決断と行動の先にある「失敗」の乗り越え方

――「3秒」で決断したことでも、望んだ結果が出せなかったり失敗したりすることもご経験の中であったかと思います。そういったときはどのように現実と向き合ってきましたか?

金川:僕は失敗に関しては、無理やり「失敗は成長」「失敗は気づきを得る経験だ」「失敗は成功の手前だ」と考えるようにしてきました。そう思わないとやっていけなかったんです。

一年に一回しか受けられない会計士試験で、僕は「一万時間の法則」に倣って、一万時間勉強して臨んだんですよ。でも、それで落ちて。
そこで「一万時間勉強して失敗した。次はできるだろうか?」と考えてしまうとメンタル的にも厳しいので、「これは成長だ」と思うしか納得できる方法がなかったですよね。

だから「不合格を経験して、来年合格するための気づきを得た。だから次は大丈夫!」と自分に言い聞かせました。そう持っていかないと、そこですべてが終わってしまいますから。

――そのとき「次にいこう」と行動に移すまでにどれくらい時間がかかりましたか?

金川:数時間です。僕は現実に起きたことについては「事実はひとつ、解釈は無限」だと思っています。どう頑張っても不合格という事実は変えられません。それを乗り越えて結果を出すには、とらえ方を変えるしかないんです。

失敗や不合格に対して、「次は大丈夫だろうか?」「向いてないかも」と思うのと、「これはいい経験だ」「経験値があるから次は勝てる」と思うのとでは結果は変わってきますから。
大学受験に落ちたり、公認会計士の試験に落ちたりしても、意識的にそう思うようにしていくことで、失敗をいい解釈でとらえられるようになったんです。

――失敗を繰り返して慣れていくということが大事なんですね。

金川:やっぱり慣れは大事ですよね。
僕にとっての一番の失敗は、中学二年の冬に親が離婚したことなんです。離婚してほしくなかったのに離婚したというのは、結果が出なかったということですから。これはかなりショックな出来事でした。

それをリカバリーするには、解釈を「親が離婚したから自分は頑張ろうと思えるようになった」と変えるしかないと。実際はわからないですけれど、それが人生で活かされているんだと。そう思えるようになったのは18歳の頃ですが、それからはいろいろな物事がうまくいくようになりました。過去のマイナスをプラスに変えるということは、とても大事だと思います。

もうひとつ言えることは、いつも失敗を覚悟してやってきたということですね。
資格の勉強でも、「何浪しても合格するんだ」という覚悟がない人は一回試験に落ちると、勉強もやめてしまうんです。今の僕があるのも、先を見据えて「落ちてもやる」という覚悟を決めてやってきたからだと思います。

(インタビュー後編に続く)

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