大谷、初左腕撃ち&松井と並ぶ16号弾 田沢は移籍後初の無失点リリーフ

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2018年09月05日 12:11  ベースボールキング

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6回に右翼席への16号ソロを放つエンゼルスの大谷翔平
○ レンジャーズ 4 − 2 エンゼルス ●
<現地時間9月4日 グローブライフ・パーク・イン・アーリントン>

 エンゼルスの大谷翔平選手が4日(日本時間5日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。6回に左投手からメジャー移籍後初本塁打となる豪快な16号ソロを放った。田沢純一投手は7回に2番手として登板。移籍後初の無失点リリーフを見せた。

 大谷は投手として復帰登板を果たした2日(同3日)のアストロズ戦を挟み、野手としては4試合ぶりの出場。相手の先発はここまで打率.177、0本塁打、2打点と苦戦していた左腕だったが、1番フレッチャー、3番トラウトと、両右打者に挟まれる形で2番に入った。

 大谷は初回、無死二塁の好機で打席に入るも、追い込まれたあとのカーブに対応できず見逃し三振。1−0の3回も1番フレッチャーのチャンスメイクで無死二塁の好機だったが、ここでも外角のスライダーに手が出ず3球三振に倒れた。

 それでも1−4で迎えた6回、先頭打者として打席に入ると、マイナーが投じた2ボール1ストライク後のスライダーを右翼席へ運んだ。これが左腕相手から放った今季初の一発。1年目での16本塁打は、2003年のヤンキース・松井秀喜と並び、日本人選手では歴代2位タイとなった。

 2−4で迎えた7回の第4打席は、中継ぎ左腕のペレスと対戦。2打席連発となる逆転弾が期待されたが、ここはボテボテのニゴロに打ち取られた。この日は4打数1安打、1本塁打2三振の内容で1打点。打率は.276となった。

 2点ビハインドで迎えた7回には田沢が登板。先頭打者にいきなり二塁打を浴びたものの、続く1番秋を中飛に打ち取るなど後続を3人斬り。移籍後2戦目で初の無失点投球を披露し、マーリンズ時代を含めた今季通算の防御率を8.59とした。
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