断水解消後はじめにトイレを流さないよう注意を TOTOはマニュアル公開「屋外の蛇口で透明になるまで出す」

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2018年09月06日 19:50  BIGLOBEニュース

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TOTOのマニュアル

北海道で6日発生した震度7の地震により道内の一部の地域で断水が発生している。徐々に復旧が進んでいるが、トイレや洗面器などを手がけるTOTOは、断水後はじめて水を流す際のマニュアルを公開し注意を呼びかけている。


TOTOは、水道管に入り込んだ空気や砂など異物によって、水栓(蛇口)やトイレなどが不具合を起こす恐れがあるとして、断水後の開栓作業のマニュアルを公開している。最初に行う必要があるのは、元栓開栓前に台所や浴室などすべての水栓(蛇口)を「閉」にすること。それから元栓をゆっくり開け、水道メーターが動かないことを確認する。この際、すべての水栓が「閉」の状態でも水道メーターが動く場合、水栓か宅内配管が破損している可能性があり、水漏れ箇所がわからないければ水道工事店に相談する必要がある。


次に行うのは、水道管に入りこんだ空気と異物の除去。これには屋外の単水栓などで水が透明になるまでしばらく水を出す必要がある。屋外に単水栓が無い場合は、洗面所や台所などの単水栓や2ハンドル水栓で水が透明になるまで吐水する。この後にトイレや給湯器を使うことで、器具が破損する可能性は低くなる。なお、使用開始後、水の勢いが弱かったり水が出ない場合は、各製品のフィルターの清掃が必要。水が止まらない場合は、何度かハンドルを操作すると解消することがある。


このマニュアルは、7月に西日本を襲った豪雨災害の際にTOTOが公開したもの。西日本豪雨では、広島県呉市や岡山県倉敷市などで断水が発生。SNSでは、「水が出るようになって一番にトイレを流したことで、トイレのタンクや、ウォシュレットが破裂した家が増えてきているみたいです」といった情報も拡散していた。

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