帝人フロンティアと東邦テキスタイルが9月10日、ポリエステル長繊維・短繊維とテキスタイルの販売価格を値上げすることを発表した。10月出荷分から適用される。
価格改定の背景としては原油価格の上昇、ポリエステル原料であるPTA(高純度テレフタル酸)やエチレングリコールの価格上昇、および国内物流費や人件費の高騰などによるコスト増があり、製品の安定供給を確保するためとしている。値上げ幅はポリエステル繊維および紡績糸が1キロ当たり20円〜30円、テキスタイルが1メートルあたり5〜10%。
両社は今年1月にもポリエステル繊維の販売価格を改定している。
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