中国、火鍋からネズミの死骸が出て株価暴落、損失1.9億ドル

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2018年09月13日 20:42  ニューズウィーク日本版

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ニューズウィーク日本版

<中国の外食チェーンがまた「制裁」を受けた。ネットを駆け巡った気持ち悪過ぎる動画と株式市場で>


妊婦が食べていた火鍋にネズミの死骸が入っていたことがわかり、中国のレストランチェーン、呷哺呷哺(シャブシャブ)の株式時価総額は1.9億ドルも減少した。


女性は9月6日、夫と一緒に、山東省の呷哺呷哺の支店で火鍋を注文し、そのなかからネズミを発見した。


店は約730ドル相当を補償金として提示したが、夫は、妻が病院で検査を受けるのが先だと主張したと、サウスチャイナ・モーニングポスト氏は報じている。また店の別のスタッフは、もし胎児の健康が心配で堕胎するなら2900ドル払うと言った、と夫は言う。


火鍋の赤いスープに浮かんだ毛がなく四肢が伸びたネズミの死骸の写真は、中国最大のSNS、微博(ウェイボー)を駆け巡り、呷哺呷哺の株価は12%下落した。


同社はわずか数日で株式時価総額から1.9億ドルを失った。


あるツイッターユーザーはこうコメントした。「命と健康を無視するにも程がある」


9月8日に出した声明で呷哺呷哺は、衛生上の不備が原因だったと書いたが、後に削除した。代わりに、食品の安全には常に気を使ってきたが、改善が必要ならする、と書いた。


Talk about wonton disregard for life and health... https://t.co/U7HpZB3DSi— Tony Pizza (@trivialtony) 2018年9月12日


初期の捜査では、店にネズミの痕跡はなかった。ただ、水が溜まって腐っていたり、野菜の一部が安全基準に達していなかったという。


呷哺呷哺は1998年に開業し、中国に759店舗を展開する。問題の店舗は営業停止中で捜査が続いている。


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ブレンダン・コール


このニュースに関するつぶやき

  • 水が溜まって腐っていたり、野菜の一部が安全基準に達していなかったという・・ネズミだけじゃなく安全基準に達しない野菜の方が怖いわ。
    • イイネ!12
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