最初の登校日の1週間前には学校から担任の名前と教室の番号と位置がメールで知らされ(もちろん名前をググって、先生がネットに個人的に公開している情報をすぐにチェックした)、その数日後に学校で開かれた「Back to School Open House/BBQ」というイベントに参加したので、ひと通りのことは済んでいる。
そのイベントの日、私と一緒に校内を歩き、「There's my new classroom! 新しいお部屋はここだ〜」と教室に入った息子は、ネットの写真では焦げ茶色だった髪を金髪に染めたらしい先生がパッと手を差し出して "Hi! I'm xxx." と言って私と握手する横で固まっていた。
初対面の人にシャイな息子は、先生が自分の目の高さまでしゃがんで、"I'm xxx. What’s your name?" と言うと、先生と目を合わせ、小さな声で挨拶して名乗り、 "So glad to have you in my class!" と言われながら、ボーッと握手。今回も初対面ではシャイ、でも次に会うときはもうわりと慣れて普段通りという、息子らしい流れをたどるのだろう。
子どもはたいてい、「全部やった!」という達成感が好きだ。スカベンジャーハントに敏感に反応し、次々とやっていく。トリビアの内容は担任の先生についてのあれこれで、「My age = 40-3」「The number of states I have lived = 5+1-3」と、足し算や引き算で答えを出すのが面白いらしく、息子は教室にやってきた新しいクラスメートと一緒になって答えを叫んでいた。
最後のタスクを見てみると、「連絡には "ClassDojo" というアプリを使うので、このパスワードを使ってログインしておいてください」という親向けのものだった。早速ダウンロードしていると、先生が "Thank you for doing it right away!" と言ってくれる。最近すぐ忘れるから、忘れる前にやっておこうとしているのだということは言わないでおく。