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吾妻山「13分10秒の火山性微動」火口周辺で新たな隆起発見

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2018年09月19日 17:41  ハザードラボ

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ハザードラボ

写真福島市内から見た19日の吾妻山(引用:財団法人「自然公園財団」浄土平・吾妻山Facebookより)
福島市内から見た19日の吾妻山(引用:財団法人「自然公園財団」浄土平・吾妻山Facebookより)

 4日前に噴火警戒レベルを引き上げた吾妻山について、気象庁が19日に上空から観測を行った結果、山頂の大穴火口近くで、隆起が起きていることが明らかになった。
 山形県と福島県にまたがる吾妻山では今月15日、マグマや水蒸気の動きを示す火山性微動が4分以上続いたことから、噴火警戒レベルが2に引き上げられた。  きょう(19日)火山上空を観測した気象庁によると、半年前に行った上空からの観測と比べて、大穴火口の北西側斜面の地熱が高い領域が拡大しているのが確認された。地球観測衛星だいち2号が18日に観測したレーダーデータを解析した結果、火口北西側で、今年6月には無かった隆起が起きているのが判明した。
 また、けさ6時58分に発生した火山性微動は、最大振幅が毎秒1.3マイクロメートル、継続時間は13分10秒に及んだという。
 今月に入ってから19日午後3時までに観測された火山性地震は計141回と、先月1カ月間の発生回数を上回っており、震源は大穴火口直下の浅いところだと推定されている。気象庁は火口から約1.5キロ範囲では、噴火に伴って大きな噴石が飛散するおそれがあるとして警戒を呼びかけるとともに、自治体の指示に従って危険な地域への立ち入りを禁じている。
 吾妻山は、一切経山の大穴火口で1977年に水蒸気噴火が発生。2000年以降、再び活発な火山性地震や噴気活動が観測されている。
■国内の火山の最新情報は、ハザードラボ「火山マップ」で更新しています。

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