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アラスカ〜アリューシャン列島で火山活動あいつぐ ベニアミノフ山が噴火!

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2018年09月20日 10:41  ハザードラボ

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ハザードラボ

写真アリューシャン列島のうちカムチャツカ半島から800キロの海上に浮かぶ火山島セミソポシュノイ島(2012年Roger Clifford/AVO)
アリューシャン列島のうちカムチャツカ半島から800キロの海上に浮かぶ火山島セミソポシュノイ島(2012年Roger Clifford/AVO)

 北太平洋に連なるアリューシャン列島で火山活動が相次いでいる。アラスカ半島最高峰のベニアミノフ山で18日、噴火が発生したのに続いて、セミソポシュノイ島でも火山性地震が断続的に続いており、米地質調査所(AVO)アラスカ火山観測所(AVO)がふたつの火山の航空カラーコードを危険度が2番目に高いオレンジに引き上げ、周辺を航行する航空機に対し、警戒を呼びかけている。
 今月初めから溶岩流の流出が続いていたベニアミノフ山で現地時間18日夜、山頂火口からマグマが噴出するのを、200キロほど離れた対岸に位置するディリングハムの住民が目撃した。標高2507メートルのベニアミノフ山は、山頂に約3700年前の爆発でできた巨大なカルデラを持ち、厚い氷で覆われた内部には、円錐形の溶岩ドームがそびえたつ。
 巨大なカルデラを作った紀元前1750年ごろの爆発は、1991年のピナツボ山噴火に匹敵する破局的規模だったと考えられており、1830年以降、少なくとも13回の噴火活動が記録されている。約5年前に起きた2013年6月の噴火では、マグマを噴き上げるストロンボリ式噴火が相次ぎ、噴煙が最大4600メートル上昇。
 今月9日には約800メートルの長さに伸びた溶岩流が確認されており、爆発的噴火でカルデラが崩壊した場合、氷河が溶けて大規模な洪水を引き起こすおそれがあるとして常時監視対象になっている。
 一方、弓なりに連なるアリューシャン列島のうち、カムチャツカ半島沿岸から800キロほど沖に浮かぶ火山島セミソポシュノイでも、火山性地震が急増しており、19日には7時間にわたって断続的な火山性地震が観測された。
 西部アリューシャン列島最大の火山島であるセミソポシュノイは海抜2000メートル、直径8キロのカルデラ内には、ギリシャ神話に登場する冥界の番犬ケルベロスの名前を持つ火山がそびえる。18世紀から19世紀にかけて6回の噴煙放出が観測されているが、詳しい活動経歴は解明されていない謎の多い火山だ。
 環太平洋火山帯に属するアリューシャン列島は、火山活動が活発な海域で、2016年から2017年にかけてはボゴスロフ島で噴火が相次ぎ、急激に島の面積を拡大させた。
■国内火山の最新情報は、ハザードラボ「火山マップ」で更新しています。

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