竹中工務店が、工事現場や事務所で着用する作業服のデザインを26年ぶりに全面的にリニューアルした。新たなラインナップには同社初となる女性用の寸法も用意。現時点で竹中工務店と竹中土木の作業所勤務の約半数の従業員が新しい作業服の着用を開始している。
同社ではグループ会社の竹中土木とのグループ連携を強めるとともに、女性従業員の増加による働き方改革への対応を図り、作業着に初めて女性用の寸法を採用。作業所で働く従業員の要望等を新デザインに反映させたという。
ジャケットには、コーポレートカラーのサブカラーであるグレーを基調にファスナーなどの細部にコーポレートカラーのワインレッドを使用し、動きやすいブルゾン型に変更された。また、作業所での多様な働き方に対応するためタブレット端末や情報機器を収納できるさまざまなポケットを追加。事務所で着用する通年用のポロシャツとシャツには、通気性と耐久性に優れた素材を採用している。さらに現場の監理者専用に別デザインの作業着を用意することで、指揮系統の見える化や意識の向上を図る役割も備えた。
作業服のリニューアルに合わせ防寒服やヘルメット、ベルトなど小物類も刷新する予定で、完全なリニューアルには約2年がかかるという。
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