アメリカでは黒人差別が絶えないが、2016年に起こった白人妻の黒人ナニー(子守り)に対する差別発言について、この黒人女性が訴訟を起こしていることが明らかになった。差別発言をした妻の夫が「私たちは人種差別主義者ではない」と主張する姿勢に、世間からは非難の声があがっている。『New York Post』『Metro』などが伝えた。
それは「NOOOOOOOOOOO ANOTHER BLACK PERSON(えーっ、また黒人なの)」というものだったが、実はリンゼイさん、ジョエルさんにではなくジゼルさんに送っていた。夫から返信がないことを疑問に思い、リンゼイさんは再度同じ内容のメッセージを送ったが、これもジゼルさんに届いた。ナニーとして働き始めた初日に、いきなり不快な内容のメッセージを2通も雇い主から受け取ったジゼルさんは、リンゼイさんが送信先を間違えていることを確信した。
画像は『New York Post 2018年9月28日付「Mother accidentally sent nanny ‘racist’ text, fired her: suit」(Brigitte Stelzer)』『Metro 2018年9月29日付「Banker’s wife ‘accidentally’ sends new nanny racist text before sacking her」(Picture: Facebook)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)