工藤司が手掛ける「クードス(kudos)」が、2019年春夏コレクションを発表した。アーティストの小林初子とコラボレーションした初のジュエリーを展開する。
2019年春夏コレクションは、「ブループリント(進行される設計図)」をコンセプトにアイテムを製作。「ジャックムス(JACQUEMUS)」や「J.W. アンダーソン(J.W. ANDERSON)」「ワイ・プロジェクト(Y/PROJECT)」で経験を積み2017年に自身のブランドを立ち上げた工藤は、クードスが時にストリートブランドのように捉えられることに葛藤があったと話す。荒川修作の養老天命反転地を訪れたことをきっかけに得たという「一つの方向から見えるものが全てではない」というアイデアが、今回のコレクションでは左側の襟や袖が5cm長いアシンメトリーなシャツや、後ろ身頃にあるジップの開閉によってシルエットが変わるシャツとコート、「mode」の文字があしらわれたパーカなどに落とし込まれた。
また、小林初子とのコラボレーションアイテムでは、ハンドメイドで全て一点物のバングル(2万円)を真鍮で製作。「kudos」の文字がデザインされており、ゴールドとシルバーの2色をラインナップする。手首につける他、服の上から着用し袖留めのように使うことも可能。1月下旬の発売を予定している。
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