「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、2019年2月3日まで上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」にあわせて、傑作「牛乳を注ぐ女」を運ぶためのトランクを制作した。10月10日の今日リニューアルオープンしたルイ・ヴィトン三越日本橋店で展示している。
「牛乳を注ぐ女」を運ぶためのトランクはアムステルダム国立美術館から依頼を受け、フランスのアニエールにあるアトリエで制作された。ブランドのアイコニックなモノグラム・キャンバスをベースにストライプのペインティングを施し、真鍮のコーナー金具と錠前を採用。ライニングには同作を彷彿とさせる鮮やかなイエローを配した。
同ブランドはこれまでも美術品や絵画を保護し、運搬するためのケースを手掛けてきた。マイケル・バークCEOは「ルイ・ヴィトンは常に、偉大な先駆者や芸術家たちの旅をサポートしてきた。このたび、名画のひとつである作品を運ぶための特別なケースを製作できたことを大変光栄に思う」とコメントしている。
なお、三越日本橋店で同トランクの販売は予定していないという。
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