「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON.)」が、新たなアーティスティックディレクターにジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック(Jean-Charles de Castelbajac)が10月8日に就任したことを発表した。
カステルバジャックは、1968年に自分の母親とブランドを設立し、アンチ・ファッションを牽引。1978年に自身の名を冠した「ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック(Jean-Charles de Castelbajac)」を立ち上げたが、2016年にデザイナーを退任した。
ベネトン グループのエグゼクティブチェアマンであるルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)はカステルバジャックについて「彼の経験やカリスマ性、明日の社会やファッションのトレンドに対する先見の明は、私たちのブランドにとって大きな財産となるでしょう」とコメント。カステルバジャックは「ベネトンは写真家のオリビエーロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)によるヴィジュアルとともにポップさやカラフルさ、手頃な価格で今や世界中で有名なブランドとなった。ベネトンと私の仕事は似ていて、ファッションへの情熱をニットウェアで特徴づけ、ポップカルチャーへの愛情やレインボーカラーを用いてきた。ベネトンとともに、私は明日のワードローブを創造し、美しさとスタイルを手軽な価格で日常生活に提供していきたい」と意欲を示した。
カステルバジャックは2019年秋冬コレクションで部分的に携わり、2020年春夏シーズンからメンズとウィメンズの全てのコレクションを手掛けていくという。
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