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希少な皮膚の病気・化膿性汗腺炎が詳しくわかる情報サイトがオープン

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2018年10月17日 13:01  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

海外では1%の有病率とされるも、国内では病名があまり知られていない

 アッヴィ合同会社は、まれな皮膚の病気・化膿性汗腺炎をわかりやすく解説する情報サイト「繰り返す痛いおでき.com」を開設しました。化膿性汗腺炎はわきの下、おしり、太ももの付け根、乳房などに、赤く腫れ上がった”おでき”のようなものが繰り返しできる慢性炎症性の皮膚の病気です。進行すると”おでき”に膿がたまり、さらには”おでき”どうしが皮膚の下でトンネルのようにつながって膿が漏れ出てきます。この状態を繰り返すと跡(あと)が残ることがあります。

 化膿性汗腺炎は思春期以降に発症するため、いわゆる"にきび"や”できもの”だと思い、病院・クリニックを受診しなかったり、市販の医薬品で済ませてしまったりするケースも多くみられます。発症から初診までの期間は平均2.3年、発症から診断までの期間は平均で7.2年という調査結果もあり、「患者さん自身が、なかなか病院にかからない」かつ「なかなか診断されない」病気と言えます。

 とはいえ、症状が進むと、おできのようなしこりが痛みとともに何か月も続いたり、そのしこりが破裂してイヤな臭いがする膿が出てきたりすることも。

 「ノースリーブの服を着ることができない」「臭いがすごく気になる」「膿でズボンや椅子が汚れてしまう」など、患者さんのQOL(生活の質)が大きく低下します。

 「それだけではありません」と警鐘を鳴らすのは虎ノ門病院皮膚科部長の林伸和先生。「化膿性汗腺炎患者における、うつ病の有病率は6~39%と報告されているほか、がん(腫瘍)との関連を指摘するデータもあります」(林先生)

悩んでいるなら、まずは皮膚科に相談を

 現在、この化膿性汗腺炎の治療には抗菌薬や切開排膿、手術といった方法がありますが、抗菌薬には薬剤耐性菌のリスクが、手術には再発のリスクがあるとされており、新しい治療薬への期待が高まっています。

 「繰り返す痛いおでき.com」では、簡単セルフチェックとして、以下の5項目を挙げています。

  1. おしり、わきの下、太ももの内側や付け根、胸に、おできのように見える結節(けっせつ:皮膚の下に小さなかたまりがあり、膨らんでいる状態)や膿瘍(のうよう)と呼ばれる柔らかいしこりができて、腫れたことがありますか?
  2. 上記の症状が過去6か月以内に起きたことがありますか?
  3. その6ヵ月以内に、しこりは3回以上繰り返し現れましたか?
  4. 最初にそのしこりが現れたあたりに、跡(あと)が残っていますか?
  5. あなたの家族に、化膿性汗腺炎と診断された人がいますか?

 「化膿性汗腺炎は、慢性の炎症疾患で、生活の質の障害や発がんの問題に向き合う必要があります。今後、治療法はさらに進化していくと思われますので、悩んでいる患者さんは、まずは皮膚科で相談してください」(林先生)

(QLife編集部)
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