「ガラスの仮面」などで知られる漫画家・美内すずえ氏の「小学生時代のスケッチ・絵日記」という作品がオークションに出品される。美内氏は、この作品は偽物だとして買わないよう注意を呼びかけている。
東京・神保町では11月3日、4日にボヘミアンズ・ギルド(夏目書房)主催の「第1回 Tokyo Culture Auction」が開催。このオークションに美内氏の「小学生時代のスケッチ・絵日記」とする作品が出品される。作品は、スケッチ8枚と小学2年生当時の絵日記5冊の計13点をセットにしたもの。中には「あたらしいまんが お母さんとバレー」という名前入りの漫画もあり、評価額は6万円から15万円となっている。
この作品がオークションに出品されることを知った美内氏は、23日にTwitterで「まったくの偽物です。手を出さないで下さい」と注意喚起。「最近、このような偽物が多く、困っています。私は自分の子供時代の絵や、漫画作品を売りに出したりしません」と説明している。