声優・辻谷耕史さんが急逝…緒方恵美さん、小松未可子さん、森久保祥太郎さんら追悼の声

10月23日、『機動戦士ガンダムF91』シーブック・アノー役などで知られる声優の辻谷耕史さんが、脳梗塞のため10月17日に56歳で逝去していたことが報道されました。
急な別れに大きなショックが広がっており、Twitterでは緒方恵美さん、かないみかさん、小松未可子さん、森久保祥太郎さん、森田成一さん、安元洋貴さんら声優界からの追悼の声が相次いでいます。

辻谷さんは1962年4月26日生まれ、東京都出身。1986年の声優デビュー以降、前述のシーブック役をはじめ『機動戦士ガンダム0080』バーナード・ワイズマン役、『無責任艦長タイラー』ジャスティ・ウエキ・タイラー少佐役、『犬夜叉』弥勒役、『交響詩篇エウレカセブン』デューイ・ノヴァク役、『戦国BASARA』浅井長政役などを担当してきました。

また2001年からはアニメの音響監督を兼務しており、『グラゼニ』『昭和元禄落語心中』『閃乱カグラ』『Fate/stay night』といった作品の舞台裏でも存在感を発揮していました。

ご自身のTwitterでは、声優の立木文彦さんらと結成したバンド「立木文彦とBLUSEED」のデビューライブ（10月14日開催）について伝えていたばかり。
突然の訃報に声優界にも衝撃が走っており、緒方恵美さんは「頭が、追いつかない。本当に？ と、嘘… が、交互に口をつくだけ」「お悔やみは、まだ言いたくない。でも。悔しいです。辻谷さん…」とツイート。

このほか、かないみかさん「とても信じられません。ああ、もう何か、早すぎる」、小松未可子さん「個人的には、子供の頃から大好きだった犬夜叉の弥勒様。お仕事ご一緒させて頂けたこと、本当に誇りに思います」、森久保祥太郎さん「とても悲しい。駆け出しの頃、たくさんの事を教わりました」、森田成一さん「つい最近、『学園BASARA』の収録でお会いしたばかりでしたが、よもやあれが最後だったとは。とても残念でなりません」、安元洋貴さん「頭の整理がつかない。俺にアニメのきっかけをくれたのも、スーパーサッカーのきっかけをくれたのも辻谷さん」など、早すぎる別れを惜しむ声が続いています。