「運動したいけれど、なかなか時間がとれない」という方には、短時間でできるエクササイズがおすすめです。
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、1分間でできるヒップアップエクササイズ
をご紹介します。
■たれ尻を誘発するNG習慣をチェック
以下のような、「たれ尻を誘発するNG習慣」はありませんか? あてはまる項目が多い方には特に、今回ご紹介するヒップアップエクササイズをおすすめします。
鼠径部が固い
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骨盤を正しい位置にキープできません。その結果、骨盤が後傾しやすくなり、ヒップラインが下がる原因となります。
運動不足
下半身の筋肉は、全身の7割ともいわれています。なかでも、ヒップの筋肉は大きく、運動不足がダイレクトにあらわれます。
歩く速度が遅い
筋力不足のあらわれです。
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身体にあっていないショーツをつけている
ヒップ下部までもすっぽり包み込むタイプのショーツか、もしくは、ヒップの筋肉にストレスをかけないTバックを着用しましょう。
■1分間ヒップエクササイズ
以下のエクササイズは、ヒップだけではなく内ももの筋肉にも刺激を与え、引き締まったヒップと内ももをつくります
。
(1)足を腰幅に開き、壁に手をつき立ちます。
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(2)手をついたほうと反対側の足を股関節よりも上にあげ、ヒップの筋肉を伸ばします。
(3)足を後ろに伸ばし、ヒップの筋肉を縮めます。(2)と(3)をリズミカルに15回行います。この時、身体は「床に対して垂直」の状態をキープしましょう。
(4)反対側も同様に行います。
足を前後に大きく動かすことにより、足のつけ根(鼠径部)や股関節の柔軟性を高めて、骨盤の位置を正しい状態に導きます
。美しいヒップラインの土台をつくりましょう。
ご紹介したエクササイズと併せてバランス良い食事を心がけましょう。筋肉が養われて、美しいヒップラインに近づきますよ。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子 10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)