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西表島であいつぐ地震「スロースリップが原因だった!」地盤の歪みで活発化 琉球大

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2018年11月02日 15:51  ハザードラボ

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ハザードラボ

写真地殻の変形を、数年単位で変形する長期的なひずみと数カ月単位で変形する短期的なひずみで表したグラフ(琉球大)
地殻の変形を、数年単位で変形する長期的なひずみと数カ月単位で変形する短期的なひずみで表したグラフ(琉球大)

 今年3月、最大マグニチュード(M)5.6の地震が発生した沖縄県の西表島では、現在も活動が活発化している。琉球大学の研究チームは、西表島直下でプレート境界の岩盤がゆっくりすべる「スロースリップ」が原因だと突き止めた。
 西表島付近では今年3月1日から2日にかけて、M5.6をはじめとする地震が断続的に発生。竹富町で震度5弱〜4の揺れが観測されたほか、石垣島や与那国町、宮古島などの広い範囲で震度3〜1の地震があった。10月に入ってからも活動は続いており、30日にはM4.7とM4.6、11月1日にもM4.0と相次いでいる。
 琉球大の中村衛(まもる)教授と大学院生の金城亜祐美さんは、八重山諸島で近年発生した地震活動を調べたところ、西表島南部では2002年から2005年にかけての時期と、2013年以降に活動が活発化していたことを突き止めた。

3月にM5.6…10月に入ってからも続く 国土地理院のGPS衛星データを使って西表島を含む八重山諸島の地殻変動を解析した結果、通常は北東―南西方向に伸張している八重山諸島が、約半年の周期で、南北方向に収縮と伸張を繰り返していることがわかった。  しかし2002年ごろ、八重山諸島の地殻変動が一時的に増大。北西―南東方向に伸張し、北東―南西方向に収縮する変化を確認した。さらに2012年以降は、北東―南西方向に伸長する動きも目立つようになった。これらの変化は、西表島南西部を震源とする地震活動が活発化した時期と一致していることが裏付けられたという。(下図 銑い鮖仮函

 原因はそれぞれ異なり、2002年の場合、与那国(よなぐに)島南部で断層がゆっくりとずれ動くスロースリップにより、プレートの境界に蓄積されたひずみのエネルギーが解放されたのが原因だという。一方、2013年は、与那国島の北方沖に南北に伸びる沖縄海溝で発生した群発地震によって引き起こされた地殻変動だという。  研究チームは「2018年現在も強い地殻変動は続いており、今年3月に西表島南部で起きたM5.6地震の原因である可能性が高い」と指摘している。

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