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「ワセジョ」はおしゃれに、「慶應ボーイ」はバンカラになった?

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2018年11月05日 12:12  BOOK STAND

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写真『早稲田と慶應の研究 (小学館新書)』オバタ カズユキ 小学館
『早稲田と慶應の研究 (小学館新書)』オバタ カズユキ 小学館
 このところ人気を集めるネット発のリアリティ・ショー。なかでも、Amazon Prime Videoで配信されている婚活サバイバル番組シリーズ「バチェラー・ジャパン」については、その話題を耳にした方も多いのではないでしょうか? 

 同番組は、1人の成功した独身男性(バチェラー)がゴージャスで非日常な空間でのデートを経て、約20名の女性からたった1人を選ぶというもの。その記念すべきシーズン1で、初代ベチェラーの心を射止めたのは当時現役女子大生だった蒼川愛さん。番組で登場したプロフィールには「政治経済学部」とだけの記載でしたが、実際には早稲田大学に在籍しているということが囁かれていました。

 「早稲田の政経」といえば、私学の雄である早稲田大学のエース的存在として君臨してきた難関学部。王道系モテ女子といった風貌の蒼川さんが学問にも長けていたという「天は二物を与える」な話にも興味が惹かれます。しかし、それよりも蒼川さんが「バンカラで逞しくって、ちょっとダサい」と自嘲的に語られてきた早稲田の女子学生に対する「ワセジョ」というイメージとかけ離れていることに注目する人も多いかもしれません。

 実は近年、ファッション誌を飾る女子大生読者モデルの数において、早稲田と慶應がトップ争いを繰り広げています。2016年は慶應が全大学中1位で早稲田が2位、2015年には早稲田が1位で慶應は10位(『大学ランキング』朝日新聞出版より)。このようなデータをもとに、かつての早稲田大学と現在が大きく変化していることを、永遠のライバル校である慶應大学と比較しながら論じるのが『早稲田と慶應の研究』(小学館新書、オバタカズユキ)です。

 同書は他にも、私学の両雄の偏差値、志望者数、早慶ダブル合格の際の進学先、司法試験などの難関試験数にも"昔と今"で異変があることを伝えています。たとえば就職先。とくにIT関連企業のメガベンチャーにおいては、これまで大企業への就職が主流であった慶應とマスコミへの就職が強かった早稲田の数字がそれほど変わらない現状を伝えます。これはマスコミに代わってIT関連企業が台頭し、もはや大企業の風格さえあることを示しています。

 ちなみに、冒頭の「バチェラー・ジャパン」の2代目バチェラーである小柳津林太郎さんは、慶應大学出身で大手IT企業・サイバーエージェントの幹部。こんな苛烈な婚活バトルに出演するなんて、慶應ボーイも蛮勇でバンカラになったもの......? 最近の早稲田と慶應をめぐるあれこれについて気になることがあれば、同書を読むと腑に落ちることが多いかもしれません。



『早稲田と慶應の研究 (小学館新書)』
著者:オバタ カズユキ
出版社:小学館
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このニュースに関するつぶやき

  • 以前は強制猥褻と云えば早稲田さんのお家芸でしたが最近は慶応もねぇ…。
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  • きちんと学ぶなら、地方大であっても国公立を薦めます。私は1講座につき教員3人、学生は1学年4人だったけど、私学は教授1人で数十人の学生を抱えるのが当たり前。学びの「密度」が全然違う。
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