「二重橋スクエア」は、三菱地所が東京商工会議所および東京會舘とともに「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の3棟を建て替え竣工した「丸の内二重橋ビル」の地下1階から地上2階までの3フロアで展開。店舗面積は約2,700平方メートルで、飲食17店舗、物販7店舗、サービス1店舗の計25店舗が出店する。
地下1階では、11月8日に東京メトロ各線 日比谷駅やJR 東京駅と直結する地下通路が開通する予定。テナントは、福岡が拠点の「長浜鮮魚卸直営店 博多 魚助」をはじめ、大阪の「鶴橋 お好み焼き・鉄板焼 オモニ」などの東京初出店4店を含む13店舗が並び、カフェ&バー「プロント(PRONTO)」は朝7時からモーニングメニューの営業を行う。そのほか、ヘッドマッサージからフットケアまでトータルケアを提供するコンディショニングサロン「リキュウ(Re:kyu)」と理容室「ビューレックス SKY」の複合店舗を展開する。
丸の内仲通りに面する1階には、スキーウェアの機能性をタウンユースなデザインに落とし込んだアイテムを揃える「ゴールドウイン」の日本初となる直営旗艦店をはじめとする10店舗が出店。「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)」の新カテゴリー「Made in ピエール・エルメ(Made in PIERRE HERMÉ)」の1号店「Made in ピエール・エルメ 丸の内」ではピエール・エルメ氏が日本各地の生産者とコラボレーションした調味料、ピクルス、キッチン雑貨などをラインナップし、スイーツや軽食、弁当などのフードは全てテイクアウトできる。店舗デザインはワンダーウォールの片山正通が、店内音楽はサカナクションの山口一郎が手掛けた。またミシュラン受賞歴のあるデイビット・マイヤーズ(David Myers)が手掛けるシンガポールのレストラン「アドリフト(ADRIFT)」から「アドリフト バイ デイビット・マイヤーズ(ADRIFT by David Myers)」が日本初上陸店舗としてオープンする。
2階には、シカゴ発のステーキハウス「モートンズ ステーキハウス(Morton's The Steakhouse)」と、世界各国で活動するレストランプロデューサーのアラン・ヤウ(Alan Yau)が監修した点心レストラン「ヤウメイ(YAUMAY)」の日本初上陸となる2店舗が出店。両店舗とも丸の内仲通りにテラス席を設け、毎冬開催されている「丸の内イルミネーション」を間近に楽しむことができる。丸の内エリア内の商業施設で2階にテラス席が開設されたのは同施設が初めて。