『転生したらスライムだった件 〜魔国連邦創世記〜』にログインできないユーザー続出 「転生したくても転生できない件」

　10月30日にスマートフォン向けアプリ『転生したらスライムだった件 〜魔国連邦創世記〜』がリリースされた。同アプリは、シリーズ累計650万部超の大人気ノベル『転生したらスライムだった件』（マイクロマガジン）の世界観を再現したアクションRPG。配信と同時にダウンロードが殺到したが、「中々ログインできない！」という悲鳴が相次いでしまった。

　2018年秋クールのアニメとしても大好評の“転スラ”。主人公はサラリーマンの三上悟で、ある日通り魔に刺されると異世界に転生。しかしその姿はなんとスライムで、“リムル”という新しい名前をもらい様々な種族と「楽しく暮らせる国作り」を目指すことになる。

　そんな大人気異世界転生モノを踏襲した同アプリは、“町作り”の要素を取り入れたRPG。原作でお馴染みのリムルやベニマル、シュナといったキャラクターを仲間にしながら、自分だけの“魔国”を作っていく。また強化したキャラクターで挑むバトルも、シンプルなタップで操作可能。爽快バトルを楽しみながら、“転スラ”の世界を追体験できる。

　大人気作品のゲーム化というだけでなく、原作の世界観も“RPG”にぴったり。そのためリリース前の時点では、原作ファンから「めっちゃ楽しみ！ これは絶対課金する」「早くリムル様に会いたい」「ついに“転スラ”がゲームになったか」と期待の声が相次いでいた。

　しかしリリース後は、“冒険に出れない不具合”の報告が多数。ネット上では「何回やってもエラーが出てきてログインできないんだが……」「面白い面白くない以前にゲームが始まらない」「頑張ってログインするゲームかな？」「転生したくても転生できない件」といった声が寄せられている。

　とはいえ運営側も早急に対応。同アプリのTwitter公式アカウントで「ゲームプレイ中に、ダウンロードなど通信に時間がかかる現象やエラーコード：1003などが頻発する事象を確認しております」とアナウンスした。さらに「現在、原因を特定し改善対応を進めております。ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願いいたします」と続け緊急メンテナンスを実施。サーバ環境の改善などを行い、ゲームを安定して稼働できるようにしたという。

　初動で若干つまづいてしまった印象だが、サーバの不具合はリリース当初のアプリにはよくあること。修正でサクサクプレイが可能になったら、評価が一変するかもしれない。