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銃撃容疑の元海兵隊員、PTSD患う 米12人死亡

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2018年11月09日 12:02  朝日新聞デジタル

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朝日新聞デジタル

 米ロサンゼルス近郊サウザンドオークスのバーで7日夜、12人が死亡した銃撃事件で、地元警察は8日、通報から約5分後に警官2人が現場に突入し、うち1人が複数の銃撃を受けて殉職したことを明らかにした。容疑者は元海兵隊員で、拳銃には多数の銃弾が装塡(そうてん)できるように改造された弾倉をつけていたという。


 8日夜、現場の近くでは追悼集会が開かれ、大勢の市民がろうそくに火を灯(とも)し、犠牲者を悼んだ。


 警察によると、事件を起こしたのは元海兵隊員イアン・デビッド・ロング容疑者(28)。7日午後11時20分(日本時間8日午後4時20分)ごろに「発砲事件が起きている」と複数の通報があった。最初の警官2人が突入後、応援部隊を待って十数分後に再突入したところ、容疑者はすでに死亡しており、店には11人の犠牲者がいたという。男は自殺した可能性がある。事件では、このほか22人がけがをしたという。


 銃撃があったバー「ボーダーライン・バー・アンド・グリル」はカントリー音楽で地元の若者に人気の飲食店。この日は、毎週水曜日恒例の「大学生の夜」というイベントが開かれ、若者を中心に150人程度の利用客でにぎわっていた。


 米メディアによると、容疑者は2008年8月〜13年3月まで海兵隊に所属していた。沖縄の米軍基地で教官をしていたほか、アフガニスタンに機関銃手として7カ月間派遣されていたことがある。功績が認められ、数回、受章したことがあった。


 一方、男は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていた。4月に突然叫ぶなど、感情が抑えられなくなるトラブルがあった。この際に地元警察が男の自宅を訪れ、心理士も面会したが、「拘束の必要はない」と判断したという。


 近所の住民によると、男はしばしば母親と大声で激しく口論していたといい、「あまり近づかないようにしていた」と話す。


 ただ、捜査当局は8日の会見で、動機などについての質問には「捜査はまだ初期段階だ」としてコメントせず、「捜査中」と述べるにとどめた。(サウザンドオークス=尾形聡彦)


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