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獄中16年、台湾の元死刑囚「人間は間違える」 冤罪被害の過去生々しく、死刑討論会

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2018年11月18日 10:32  弁護士ドットコム

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討論会「人はどのようにして死刑囚とされ、解放されるのか?」が10月30日、東京都内で開かれた。元死刑囚で、冤罪の被害者でもある台湾の徐自強さんが来日し、「明日があるかわからない、とてもつらい毎日だった」と自らの経験を語った。


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討論会には、死刑や冤罪をテーマにしたドキュメンタリー映画を手がける映画監督・金聖雄さんや、田鎖麻衣子弁護士(日弁連「死刑廃止及び関連する刑罰制度改革実現本部」委員)も出席し、冤罪と死刑をめぐり議論をかわした。


●7回の死刑判決、「無罪」が確定するまで21年

徐さんは、友人のうその証言によって、誘拐殺人の犯人に仕立て上げられた。死刑囚として16年間、3畳にもみたない監獄で過ごし、希望を失いかけていたという。


「だれを信じてよいのかわかりませんでした。裁判官も私を信じてくれず、司法に対してあきらめかけていた」と徐さんは当時をふりかえる。


しかし、徐さんの母はあきらめることなく、無実を信じつづけた。支援者も集まり、徐さんは「おかげで、もちこたえられました。人間を信じられるようになった」と話す。そして、「冤罪事件の背後には、家族の苦労があることを知ってほしい」と強く語った。


徐さんは、7回の死刑判決と9回の裁判を受け、「無罪」が確定するまで21年かかった。「判決をくだすのは人間です。でも、人間はまちがえる可能性があります。死刑になれば、とりかえしがつかない」と徐さんは死刑制度を批判した。


●冤罪は「永遠の課題」


駐日フランス大使のローラン・ピックさんは、開会の挨拶で「犠牲者、遺族、世論のいたみもわかります。しかし、死刑を正当化することはできません。人間が運用している以上、まちがいは起こりうる」と死刑制度に反対した。


金さんは、「どんなに悪いことをしたとしても、『人を殺す』ということを正当化していいのか」と疑問を投げかけた。また、田鎖弁護士は、「冤罪の可能性をゼロにすることはできない。冤罪は永遠の課題」と指摘した。


東京都新宿区の「アンスティチュ・フランセ東京」に集まった来場者は、100人を超えた。討論会が始まる10分前には満席となり、入場できない人もいた。


(弁護士ドットコムニュース)


このニュースに関するつぶやき

  • ホラ、冤罪の可能性がない事案を一つも提示出来ない(・ω・`) ほんでそういうアホほど、都合悪くなったら訂正でも謝罪でもなくアク禁でみっともなく逃げる(・ω・`)
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  • 現行犯でない限り、死刑判決の可能性がある事件の審議は時間かけて慎重にやってほしい。足利事件とか見るとゾッとしますし。
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