東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」では、11月29日(木)〜12月24日(月)まで、創業90周年特別企画「百段階段展 〜荘厳なる日本美術の空間へ〜」を開催する。昭和10年に建てられた「百段階段」には、明治から昭和にかけて活躍した著名な画家達の作品がずらり。天井を埋め尽くす花鳥や、壁を彩る美人画など、贅を尽くした作品の数々は、現代の日本人が見ても感動するはず！
昭和初期に建てられた、豪華絢爛な装飾が美しい「百段階段」
日本画をはじめ、2500点以上におよぶ美術品や工芸品を有することから“ミュージアムホテル”としても人気を集めている東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」。
「百段階段展 〜荘厳なる日本美術の空間へ〜」の舞台となる“百段階段”は1935年に建てられたもので、2009年には東京都の有形文化財にも指定されている貴重な木造建築。
かつてこちらを訪れた人が食事を楽しんだり、宴などの場として使われていた7つの部屋を、99段の階段廊下がつないでいる。
それぞれの部屋の天井や欄間には、当時の著名な画家達によって豪華絢爛な装飾が施されていて、“昭和の竜宮城”と呼ばれた旧目黒雅叙園の当時の様子を知ることができる。
モーショングラフィックスを使った作品解説に注目！
今回のイベントでは、日本画の大家である鏑木清方（かぶらき・きよかた）や荒木十畝（あらき・じっぽ）をはじめ、百段階段に飾られている日本画や建築、彫刻を、モーショングラフィックスを使って解説するほか、11月15日（木）にパリで開催されるホテル雅叙園東京のイベント「A MUSEUM HOTEL of JAPAN BEAUTY」で公開されるショートムービーの上映も行われる。
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