【結婚・離婚の幸福論】 ビートたけしの前に立ちはだかる「妻のプライド」とは

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2018年11月23日 00:00  citrus

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ビートたけしさんのご夫婦の話題が定期的に週刊誌にとりあげられるようになってから、もう何年たつでしょうか。長年連れ添った妻の幹子さんと、交際中と言われるA子さん。たけしさんは、妻と愛人のどちらを選択するのか、世間も気になるようです。

 

もともとたけしさんは、1980年に結婚。当時漫才師をしていた夫人の幹子さんとの間には、子どもが2人います。まだたけしさんが駆け出しの頃、幹子さんはスナックでアルバイトとして働きながら生活を支えていたと言われているほど、たけしさんにとって、なくてはならない存在。その頃からじつに30年以上も続いている結婚生活のなかでは、さまざまなドラマがあったのではないでしょうか。

 

多くの人の記憶に残っているのは、1986年のフライデー襲撃事件でしょう。当時、たけしさんとお付き合いしていたと言われる女性が、写真週刊誌『フライデー』の記者によってケガを負わされたとして、その報復のために『フライデー』の編集部におしかけ、暴行傷害事件へと発展したというものです。この時のたけしさんについて、世の中の人の多くは、「暴力はいけないことだが、自分の大切なものを守る姿勢は評価したい」というものだったはず。たけしさんの美学のようなものも見ることができた一件だったのではないでしょうか。

 

そんな艱難辛苦を乗り越えてきた夫婦だからこそ、「なぜ、今さら離婚?」と思う人も多いのでしょう。

 

一般的にも、夫から「別れたい」と切り出すような熟年離婚の場合、その気のない妻は離婚になかなか応じようとしないもの。とくにこれまで子育てや浮気、親の介護といったあらゆる面で負担を強いられてきた妻であればなおさら、「今までガマンして夫を支えてきたというのに、なぜ今になって離婚しなければならないのか?」と思うからです。経済的な面でも、子どもや孫のために財産を守っていかなければならないことを考えると、「愛情がなくなった」という理由だけでそう簡単に離婚を認めるわけにはいかないでしょう。

 

実際、熟年離婚で夫が「別れたい」と主張するケースの背景には、「今の妻とは別れ、好きな女性と再婚したい」という願望が潜んでいることも少なくありません。そのくらいの覚悟がなければ、わざわざお金と手間をかけて籍を抜く必要はないからです。

 

熟年離婚は「妻のプライド」という大きな問題が存在しているもの。この高くて厚い壁に対してどう乗り越えていくのか。たけしさんの今後の決断は見ものです。

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  • ビートたけしもそろそろ耄碌してくるから、幹子夫人は黙って待つべきです。ここまで我慢したのだから。二人のお子さんが味方なのだから。
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