三越伊勢丹ホールディングスが11月27日、取締役会において同社の完全子会社である三越伊勢丹が所有する千駄ヶ谷5丁目の賃貸用不動産「サウスゲート(SOUTHGATE)新宿」を一般事業法人に譲渡することを決議した。譲渡益は約294億円。
譲渡の理由として同社は、経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質の強化を挙げており、譲渡先の法人名は非公表。譲渡先との間に資本関係、人的関係、取引関係は無いという。売買契約締結日は11月30日、物件引渡日は2019年1月17日を予定している。今回の固定資産の譲渡により2019年3月期第4四半期決算において、約294億円を固定資産売却益として特別利益に計上する見込みだという。
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