“裏”Wacken Open Airレポート!世界最大のメタルフェスにセクシー・ダイナマイト女子が大量出現!ポロリもあるか??

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2018年11月27日 15:02  おたぽる

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おたぽる

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 とにかく暑かった今年の夏…。そんな記録的酷暑を吹き飛ばそうと、各地の夏フェスへ出掛けていった人も多いのでは? 中には海外まで足を伸ばし、日本国内のフェスとはまたひと味もふた味も違う、刺激的で開放的な夏を満喫したという人もいただろう。


 ここに紹介する“Wacken Open Air”(以下WOA)は、中欧ドイツで毎年開催されているハード・ロック/ヘヴィ・メタル(以下HR/HM)に特化した大規模フェス。普段は人口よりも牛の数の方が多い、のどかな牧畜の村で行なわれており、HR/HMファンの間では“聖地”とも呼ばれる。


 第29回を迎えた今年は、4日間で200に迫るバンドが出演し、来場者は何と8万人超。広大なフェスティヴァル・サイトには、大小合わせて9つのステージが点在し、2つのメイン・ステージが鎮座するインフィールド・エリアの他に、1万人以上が収容可能な超巨大テントや、さながら中世村テーマパークといったエリアなどもあって、もうフェス全体がひとつの街のようだ。


 出演バンドの顔触れも実に豪華で、今年は英国の“鋼鉄神”JUDAS PRIESTや、地元ドイツを代表するHELLOWEEN、日本先行の人気から世界へ羽ばたいたスウェーデンのARCH ENEMY、LAメタルの大御所であるDOKKENやヴィンス・ニール(MOTLEY CRUE)、他にもMR.BIG、IN FLAMES、CHILDREN OF BODOM、RIOT V、NIGHTWISH、KORPIKLAANI、RUNNING WILD、CANNIBAL CORPSE、DUMMU BORGIRなどがラインナップ。日本からも話題のガールズ・メタル・バンド、LOVEBITESや、コンテスト“Metal Battle”の日本代表に選ばれたEND ALLが初参戦し、大いに注目を浴びた。


 とまぁ、フェスの概要を簡単にお伝えしたところで、そのレポートに移りたいところだが──どんなバンドがどんなパフォーマンスを繰り広げたのか…といったことは、他を(参照サイト)見て頂くとして、ここでは“裏”レポということで、会場で見つけた面白ピーポーやフェス飯なんかをザクザクっと紹介していこう。


 例年、大雨で地面がグチャグチャになり、野外フェスの過酷さをたっぷり思い知らされるWOAだが、今年は4日間ずっと晴れで、一滴も雨が降らなかった。どうやら、熱波による異常気象に見舞われていたのは日本だけでなく、ヨーロッパでも同様だったようだ。ただ、うだるような暑さにより、オネーチャンの露出度も当然アップするワケで、あちこちにセクシー・ダイナマイト女子が大出現! ボディ・ペイントしたパフォーマーなんかもウロウロしていた。


 また、フェスティヴァル・サイトのはずれには、まるで『北斗の拳』か『マッド・マックス』か…という終末世界を模したウェイストランドと呼ばれるエリアがあるのだが、ここにはいかにもなパフォーマーが常駐していて、何とも言えないムードを盛り立てている。


 上述の中世村テーマパークといったエリア“ヴァッキンガー・ヴィレッジ”も実に面白い。何とそこには、鍛冶屋や武器屋があり、パンを窯で焼いたり、豚を丸焼きしたりといったワイルドなフェス飯も充実。ちゃんと店員もコスプレしていて、まんまドラゴンクエストやモンスターハンターの世界が広がっている。


 さらに、中世のお祭りを彷彿とさせる素朴なゲームも行なわれており、ビールの他に蜂蜜酒(ミード)なんかも呑めるので、もう気分はメディーヴァル!! とにかく、コスプレ客やメタルなパリピがそこいら中に大量発生し、ウォーキング・アクトと呼ばれるフォーク楽団がストリート・パフォーマンスを行なったり…と、通常のライヴ以外でもたっぷり楽しめるのが、WOAと他のフェスとの決定的な違いと言えよう。


 そう──世界最大級のHR/HMの一大祭典は、メタルが全てを呑み込む複合型エンターテイメントでもあったのだ…!!
(文/撮影=奥村裕司)


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