ディオールが香りに特化した免税店を関空にオープン、全ラインナップ展開

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2018年11月28日 17:33  Fashionsnap.com

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「ディオール パフューム&ビューティ」 Image by: FASHIONSNAP.COM
「パルファン・クリスチャン・ディオール(PARFUMS CHRISTIAN DIOR)」が、ブティック「ディオール パフューム&ビューティ」を関西国際空港第一ターミナルにオープンした。DFSグループ、関西エアポートとの協業による同ブティックは、国内の空港において同ブランド初となる独立型の免税店。フレグランスをはじめメーキャップ、スキンケアの全ラインナップを取り揃えるほか、昨年スタートしたフレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール(MAISON CHRISTIAN DIOR)」を取り扱う。

 同店は当初10月のオープンを予定していたが、9月頭の台風21号に伴う関西国際空港の浸水被害を受けオープン日を延期。11月19日のオープンを記念して27日に行われたオープニングセレモニーには、「非常に早い空港の復帰に感謝するとともに、この素晴らしいブティックのオープンに大変満足しています」と乾杯の挨拶を述べたLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンのノルベール・ルレ(Norbert Leuret)代表取締役社長をはじめ関係各社が参加した。
 「メゾン クリスチャン ディオール」の取り扱いは、パフューム&ビューティ 表参道ブティック、メゾン クリスチャン ディオール ギンザに続く国内3店舗目。ディオール パフューマー クリエイターを務める調香師 フランソワ・ドゥマシー(Francois Demachy)が手掛けた22種類の香りからなるフレグランスのほか、キャンドルやソープ、香水をまとうことのできるシルクスカーフ コレクション「ミッツァ」を展開する。ミッツァは、占いを好んだクリスチャン・ディオールにオマージュを捧げたタロット柄など「メゾン クリスチャン ディオール」限定のものを販売。商品は白のボックスに収められ、4色から選ぶことのできる紐とワックスシールでラッピングされる。
 窓を模した店舗奥の壁には、香水の都とも呼ばれる南仏グレースにあるディオールの別邸ラ コル ノワール城の風景が季節に合わせて映される。そのほかにもブランド創業当初のディオールが手掛けたルックを飾るなど、パリのスタジオをイメージした内装に仕上げた。
 オープニングセレモニーでは、DFSグループ日本マネージングディレクターのニコラ・ヴィレジェ(Nicolas Villeger)は「このブティックではパーソナライズされたサービスをはじめ、旅の思い出がより特別なものになるような体験を提供したい」と思いを述べた。関西空港への出店についてパルファン・クリスチャン・ディオールの担当者は「関西は京都や大阪など人気の観光地を持ち、中国をはじめとする各国のお客さまのゲートウェイ。日本の空港の中でも関西空港にブティックを構えることで、より多くの方々にディオールの世界を感じていただけると考えている」とコメントしている。
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