ソムリエ・紫貴さんが選ぶ、乾杯シャンパン

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2018年12月01日 07:03  オズモール

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◆予算2000円台から。ソムリエ&ワインスクール講師・紫貴あきさんが選ぶ、Xmasにおすすめのシャンパン&スパークリングワイン3選

大切な人と過ごす、年に一度のクリスマス。特別な日だからこそ、ディナータイムは少し贅沢にシュワシュワの泡で乾杯しませんか? ソムリエでワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」の講師としても活躍する紫貴あきさんが教えてくれるのは、大切な人と過ごすクリスマスにおすすめのワインの選び方。おうちで過ごすクリスマスには、特別なシャンパン&スパークリングワインを用意して、とびきりな時間を演出してみては。


◆シャンパンってどんな飲み物?

フランスのシャンパーニュ地方で作られた
スパークリングワイン
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で、決められた製法で作られた発泡性ワイン(スパークリングワイン)のこと。スパークリングワインの一種ではあるけれど、シャンパーニュ地方で作られており、かつ、決められた製法のものしか「シャンパン」とは言わないそう。

紫貴さんによると、シャンパンは「泡が大変きめ細やかで、芳醇で複雑な香りが特徴」なのだとか。「“焼きたてのパンの香り”と表現する人もいます。ほかにも“ジンジャーブレッド”“ブリオッシュ”といったユニークな言葉で表現されるほど、複雑な香りなんですよ」


◆シャンパンはどう選んだらよい?

ぶどうの品種、配分によって味わいが変わる
シャンパンに使われるのは、黒ぶどう品種の「ピノ・ノワール」と「ピノ・ムニエ」、白ぶどう品種の「シャルドネ」3つが主だそう。「この3つの品種を3分の1ずつブレンドしたのが、癖のない万人受けする味と一般的に言われています」と紫貴さん。

一緒に飲む相手の好みがわからなかったり、いろいろな手料理が出てくるホームパーティへの手土産にするなら、こういったクセのないシャンパンを選ぶのもひとつの方法。



◆予算別! 紫貴さんおすすめのシャンパン&スパークリングワイン

シロクマのラベルもキュートで女子会にもおすすめ。
《2000円台》イキイキとした果実味がエレガント。
「シロクマ・ブリュット・マルヤマ・ズー(2052円)」
「シャンパンには2000円前後のものはないので、代わりにシャンパンと同じ製法で作られたスパークリングワインをチョイスしました。
こちらは、ワインショップのエノテカさんと札幌市の円山動物園とコラボ商品で、スペイン・カタルーニャで作られています。クリスマスシーズンにはイチゴジュースと割って、“ロッシーニ”というカクテルにして楽しむのもおすすめ。カジュアルな価格帯だから、デイリーワインとしても使っていただきやすいと思います」



凛とした佇まいのボトル。パーティをスタイリッシュに演出してくれそう。
《5000円台》上品な果実味と伸びやかな酸味。
「テオフィル・ブリュット(5400円)」
「こちらは“シャルドネ”“ビノ・ノワール”“ムニエ”の3つぶどう品種をブレンドして作られたシャンパンです。Theophile(テオフィル)は1864年に設立されたシャンパーニュ・メゾン(シャンパンを作っている製造者のこと)。以来、100年以上にわたって世界的に愛されるシャンパンを作り続けています。

癖のない味わいでお料理も選ばないので、パーティの手土産として持っていっても失敗がないかなと思います。お料理を持ち寄るようなホームパーティでは、どんなお料理があるかわかりませんから、こういったシャンパンを選ぶとよいですね」




200年近くの伝統に裏打ちされた深い味わいは、特別な夜にぴったり。
《9000円台》きめ細かな泡とシャルドネの香り。
「アンリオ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン(9180円)」
「少しシャンパンの世界を知ってきた方におすすめなのがこちら。ラベルに記載された“Blanc de Blancs(ブラン・ド・ブラン)”は、直訳すると『白の白』。白ぶどう品種だけで作られたシャンパンを指します。
ブラン・ド・ブランの中でも、こちらのHenriot(アンリオ)は1808年創業の老舗中の老舗。オランダ王室、オーストリア・ハンガリー皇室御用達の、歴史あるシャンパーニュ・メゾンなのです。

創業以来、白ぶどうの“シャルドネ”種にこだわり、瓶熟期間が長いというのも大きな特徴です。長い時間をかけて熟成されて芳醇な味わいを、大切な人と過ごす特別な日にぜひ堪能してみてください」



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