沖縄で楽しもう!やんばるアートフェス開催

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2018年12月07日 19:03  オズモール

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◆沖縄に人気アーティストら41組が集結!やんばるアートフェスが12月15日スタート

47都道府県では、まだ知らなかったローカルのいいものに出会えるイベントがたくさん。ここでは日本有数のお祭りから地元の人と触れ合える小さな催しものまで、次の旅のヒントにしたいイベントを編集部がご案内。今回は、2018年12月15日(土)から2019年1月20日(日)まで沖縄本島北部で開催される「やんばるアートフェスティバル2018-2019?ヤンバルネサンス?」をご紹介します。自然とアートに触れ、冬の沖縄を存分に楽しんで。


◆冬の沖縄旅が楽しい!大自然に癒され、アートで感性を磨く刺激的なひとときを

メイン会場の大宜味村立旧塩屋小学校は海が間近に見える絶好のロケーション
「やんばるアートフェスティバル2018-2019?ヤンバルネサンス?」は沖縄本島北部で開催される地域芸術祭。2回目となる今回の開催期間は、2018年12月15日(土)から2019年1月20日(日)までの37日間。大宜味村立旧塩屋小学校をメイン会場として、地域内の全7箇所で作品展示やワークショップが行われる。展示は「アート部門」と「クラフト部門」に分かれていて、デザインや映像、音楽、島伝統の織物・陶器、アクセサリーなど、多彩な作品が訪れる人の心を刺激し、イベントを盛り上げる。

同フェスを訪れる際、注目しておきたいのが会場のロケーション。“やんばる”と呼ばれる本島北部には希少動植物やマングローブ林など、手つかずの自然が多く残っていて、おなじみの那覇がある本島南部とは違った独自の魅力がある。古来受け継がれてきた伝統芸能や祭祀の神秘性もあいまって、ここ数年ではスピリチュアル・スポットとして訪れる若者も多いそう。身を置くだけで、心が豊かに。メイン会場でもある大宜味村立旧塩屋小学校は海に囲まれていて、足を踏み入れると、まるで海の中に立っているような感覚がある。夕日が沈む光景は、思わず写真に残したくなる感動的な美しさ!



漂流物を使った淀川テクニックの作品 ※2017年-2018年開催より
展示では、21組のトップアーティストによる現代アートと20組のクラフト作家たちによる伝統工芸が、訪れた人を飽きさせない。「アート部門」では、今中国で一番勢いがあり、若手の中ではナンバー1ともいえる孫遜や「美少女を撮らせたら右に出るものはいない」といわれる沖縄在住の写真家・藤代冥砂など、注目のアーティストも参加。孫遜は主に水墨画や映像で知られているけれど、今回は特別にオリジナル居酒屋をインスタレーションで表現するそう。幻想と現実がミックスされ、どんな空間をつくり出すのか楽しみ。また、藤代冥砂は、自然に囲まれた環境の中で撮影したという作品を展示。そのどれもがみずみずしく表現され、心地よい臨場感を伝えてくれるに違いない。そのほか、地元の学生とともにやんばるの漂着ごみを使って制作した大型オブジェが好評だった淀川テクニックの新作など、あっと驚くような作品が盛りだくさんなので、乞うご期待!



クラフト作品は陶器からアクセサリーまで多彩なアイテムが並ぶ ※2017年-2018年開催より
「クラフト部門」では、若手から実力派までさまざまな職人による工芸品が展示される。例えば、“やちむん”。やちむんとは焼き物のことで、優しい色味や素朴な質感で沖縄の風土を色濃く感じさせてくれる。沖縄在住の陶芸家・菅原謙による作品は、沖縄の伝統を生かしつつ、独創的な絵柄を合わせて新しい陶芸の世界を表現しているのが特徴。フリーカップ、マカイ(茶碗)、小皿、大皿など食卓にも取り入れやすい作品が並ぶ。ほかにも、陶器やガラス、木器、織物、染物など、さまざまなジャンルの作家たちによる、表情豊かな工芸作品が揃う。展示作品は購入も可能。どの作品も一点ものなので、まさに一期一会。気になる作品に出会ったなら、手に入れて旅の記念に。忙しい毎日に疲れたら、沖縄の温もりを感じながら癒されて。



初日の音楽イベントには沖縄県のアーティストMAJESTICS(写真)とjimamaが登場。フェス気分を盛り上げて
フェスにはまだまだ楽しみどころがいっぱい。初日には海に沈む夕日を眺めながら心地いいサウンドを楽しめる音楽イベントが開催されるほか、12月23日(日)と2019年1月20日(日)には大宜味村が誇る伝統工芸「芭蕉布」の糸づくりワークショップ、1月13日(日)?14日(祝・月)には台湾の昔のライフスタイルを学ぶことができる合宿形式のワークショップなども予定されている。また、12月22日(土)には、塩屋湾周辺を約4000本のろうそくで照らす「クリスマスキャンドルナイト」というロマンティックなイベントも。さらに、1月19日(土)には、ディナーイベント、野外レストラン「やんばる野外手帖」を開催。食とアートのコラボが楽しめる。ワークショップと野外レストランの参加には事前の申し込みが必要なのでお忘れなく。



地元の食の魅力に触れられるもフェスの楽しみのひとつ
アートやクラフト、数々の作品巡りに疲れたら、ランチやドリンク、スイーツでひと息入れよう。メイン会場の大宜味村立旧塩屋小学校では、食堂カフェやキッチンカーなど5店舗が出店される。そのほか、会場の近隣にも雰囲気のいい地元のカフェやレストランがあるので、移動ついでに立ち寄って土地の空気に触れるのもおすすめ。
冬の沖縄は湿気がなく、暖かくて過ごしやすいのが魅力。海あり森あり、豊かな自然の中、アートに触れて、食べて飲んで歩いて、のんびりゆったり、夏とはまた違う沖縄を体感して。身も心もリフレッシュする充実の時が過ごせるはず。



ここもチェック!
空港からメイン会場の大宜味村立旧塩屋小学校まで車で約1時間半。移動手段は車になるので、滞在中はレンタカーを借りて各所を周遊しよう。メイン会場は特に見どころ満載なので、7つの展示会場をゆっくり楽しみたい人は、2日に分けて計画を。自然を感じながら、レンタカーでのんびりと回るのもよし。また、3箇所あるインフォメーション会場「サンライズひがし」、道の駅「許田」、「やんばる野生生物保護センターウフギー自然館」では、パンフレッを配布。「やんばるアートフェスティバル」の情報のほか、地元のグルメ情報も掲載されているので、まずは手に入れておくと便利。


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