マンCを撃破も…サッリ監督「1シーズンで差を埋めるのは不可能」

0

2018年12月09日 17:34  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

チェルシーを率いるサッリ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、マンチェスター・Cに追いつくことは無理だと語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第16節が8日に行われ、チェルシーはホームでマンチェスター・Cと対戦。45分にこの試合初シュートとなったエンゴロ・カンテのゴールで先制すると、78分には初めてのCKからダヴィド・ルイスが頭で合わせ追加点をマーク。チャンスをものにしたチェルシーが、開幕からリーグ戦13勝2分けと無敗だったマンチェスター・Cを2−0で下した。

 サッリ監督は試合後、「前半終盤と、後半開始20分ほどはとてもいい内容だった。全体的に見れば勝利に値する内容だったと思う」と振り返り、次のように続けた。

「我々はこの勝利をとても喜んでいる。今のシティを破ることは簡単なことではないと分かっているからね。そして私にとってもペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)とは相性が良くなく、勝利することは簡単ではなかったから本当に嬉しい。今日のようなモチベーションを他の試合でも見たい。そうでなければ、今日の勝利も無意味になってしまう」

 また、マンチェスター・Cの無敗を止め、グアルディオラ監督相手にも初勝利を挙げたサッリ監督だが、同クラブとの差は簡単には埋まらないことを強調した。

「1シーズンで彼らとの差を埋めることは不可能だ。1試合だけなら分からないが、10カ月に渡る戦いでは難しい。彼らはヨーロッパで一番のチームだと思う。今日は我々が勝ったが、最初の25分間の彼らの攻撃を守り切ったから少し幸運でもあった」

「グアルディオラのチームに勝つことは本当に難しいから、勝てて本当に嬉しい。でも彼らが先を行っていることを理解しているし、我々はその差を埋める努力をしていかなければいけない。やれることをやっていくよ」

 続けて、この試合の先制点を挙げたカンテについては「カンテのゴールは偶然だったと思う。なぜなら彼は今日、いつも以上にジョルジーニョの近くでプレーしていたからね。守備も良かったし、カウンターでも貢献してくれた。そしてボックス内に侵入し、先制点を決めた。とても良いプレーだった」と称賛した。

 チェルシーは、13日に行われるヨーロッパリーグ第6節のビデオトンFC戦後、16日にアウェイでブライトンと対戦する。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定