三岐鉄道北勢線では、11月28日からクリスマス仕様のラッピング列車「クリスマストレイン」を運行しており、12月15日には乗車したこどもたちにサンタクロースが先着順でお菓子をプレゼントする「北勢線サンタ電車」が運行される。
北勢線は、三重県桑名市を走る全国で3カ所しか残っていないナローゲージ路線のひとつ。全13駅・約20kmの道のりを1時間ほどで走り、鉄道で日本一長いナローゲージ路線であり、日本で唯一のナローゲージかつ連接台車を保有する鉄道でもあるという。つながれた車両の連結部が台車になっており、扉がなく、床にも段差がなく平坦になっている点も特徴とされている。
この北勢線では、クリスマス仕様のラッピング列車「クリスマストレイン」が11月28日から12月25日まで運行中。12月15日には、乗車したこどもたちへ大学生扮するサンタクロースが先着順でお菓子をプレゼントする「北勢線サンタ電車」が運行される。運行当日、桑名市をはじめ近隣市町のご当地キャラが西桑名駅ホームに集合し、クリスマス気分を盛り上げるイベントも開催される。
「北勢線サンタ電車」の運行時間は、東員駅10時35分発・阿下喜駅11時5分着、阿下喜駅11時39分発・西桑名駅12時26分着、西桑名駅12時35分発・楚原駅13時12分着、楚原駅13時21分発・西桑名駅13時56分着、西桑名駅14時5分発・東員駅14時32分着となっている。(木下健児)