オーストラリアのアリス・スプリングス・カンガルー救助センターで暮らしていたカンガルーのロジャーくんが死亡した。12歳だった。
ロジャーくんは、赤ちゃんの頃に施設の責任者であるクリス・バーンズ氏に保護された。その後、体長は2メートル程にまで成長し、大胸筋や上腕二頭筋など筋肉も非常に発達。金属のバケツを潰したりボクシングを行ったりと、そのたくましさや筋肉美で世界中から人気を集めていた。筋肉が自慢のロジャーくんだが、ウサギのぬいぐるみを抱きしめて放さないギャップのある一面も見せていた。
ロジャーくんも12歳の高齢となり、近頃は休むことが多くなっていたが、育ての親のバーンズ氏は8日夜にSNSを更新。「最愛のロジャーにお別れを」と、老衰のため亡くなったことを伝えた。また、最後の写真として亡くなる数日前のくつろぐロジャーくんの写真を公開した。