スーパーGT:TEAM KUNIMITSUが王座獲得祝うファンミーティング開催。高橋国光総監督「こんなにうれしかった年はない」

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2018年12月12日 18:22  AUTOSPORT web

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TEAM KUNIMITSUのファンミーティングに登場した山本尚貴とジェンソン・バトン、高橋国光総監督
12月9日、ツインリンクもてぎ内にあるホテルツインリンクで2018年のスーパーGT500クラスチャンピオンになったTEAM KUNIMITSUが『TEAM KUNIMITSUファンミーティング』を開催。山本尚貴とジェンソン・バトン、高橋国光総監督などが参加し、集まったファンとシリーズチャンピオン獲得の喜びを分かち合った。

 2016年以来の開催となったTEAM KUNIMITSUファンミーティングは、同日にツインリンクもてぎで行われたホンダ・レーシング・サンクスデー2018終了後の開催ということもあり、会場には多くのファンが集まった。

 この日のもてぎは厳しい寒さになったこともあり、ファンミーティング冒頭にバトンは「コンバンワ。ゲンキ?」と日本語で挨拶して場を和ませると、「今日は集まってくれてありがとう。TEAM KUNIMITSUや山本尚貴、そして僕をサポートしてくれるファンの姿を、こんなにたくさん見ることができて、本当にうれしいよ」と語った。

「2018年は最高のシーズンになった。僕にとってはスーパーGTフル参戦のデビューイヤーで、チャンピオンになることができた。本当に気持ちが高まったし、毎戦チームを応援してくれるファンの姿を見て、元気をもらえた。1年間、ありがとう!」

 チームの高総監督も「今日は寒いなか、本当に多くの人に集まっていただきまして、ありがとうございます。本当はこのファンミーティングはチャンピオンを何度も取って、何回も何度も開催したかったのですが、今回は記念すべきファンミーティング。私としてもよろこんでいます」と述べた。

「(2018年にチャンピオンを獲得できたのは)ここにいるふたりの名ドライバーと優秀なホンダのマシンのおかげです」

「トヨタさん、ニッサンさんのクルマも素晴らしかったですが、(ホンダNSX-GTのパフォーマンスを)証明してくれたのはふたりのドライバーとチームクニミツのスタッフ、そしてクルマをドライブしやすいようにしてくれたATJの人たち。本当に多くの方々がクルマを速く走らせるために協力してくれました」

「そしてなおかつ、今日集まってくれた方々をはじめ、全国にいるファンの人たちが(ドライバー)ふたりに、そして我々に力をつけてくれたと感謝の気持ちでいっぱいです。長年(レースを)やっていますけど、こんなにうれしかった年はありません」

 また、山本はファンミーティングの途中で行われたトークショーで、チャンピオンがかかっていた最終戦ではファンの声援が助けになったことを明かしている。

「今年に限らず、長年TEAM KUNIMITSUを応援してくれているファンのみなさん、RAYBRIGのファンのみなさん、そして今年から加わったジェンソンを長年応援してくれているファンのみなさんも、新たにチームのサポーター担ってくれたと思います」

「みなさんの力が支えになりましたし、とくに最終戦は緊張のなかでレースを戦っていたので、その時にファンの皆さんからかけていただいた声は、すごく力になりました」

 ファンミーティングではドライバーや高橋総監督、小島一浩監督によるトークショー、ここでしかゲットできない限定アイテムが当たる抽選会などを実施。また会場にチャンピオンマシンであるRAYBRIG NSX-GTも持ち込まれ、ファンを驚かせた。

 イベントの終わりには山本と高橋総監督、小島監督、チームのメカニックと握手やハイタッチなどができる催しも行われ、参加したファンは軽食などを楽しみながら、チームのチャンピオン獲得を改めて祝福していた。

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