寒い季節は、バスタイムを利用して「温活」をしましょう。毎日のバスタイムを工夫することで、冷え性改善に効果的になります。
ただし、お風呂の入り方にはコツがあります。
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、ぽかぽか美人をつくるバスタイムの方法をご紹介します。
■冷え性を招きやすい入浴方法とは?
下記にご紹介する項目は、冷え性を招きやすい入浴方法となります。当てはまる方は控えるようにしましょう。
|
|
□熱いお湯で急激に身体を温める □半身浴を毎日している □湯船に入らずシャワーですませる □お風呂の時間が短い □入浴後に髪がぬれたまま、または、足元が冷えている
40度以上のお湯は、身体が早く温まる一方で冷えるのも早く、冷え性になりやすいといえます。
お風呂の入り方は習慣化しているため、変更するのががむずかしいかもしれませんね。それでも本格的な寒さがおとずれる前に、冷え性でお悩みの方は、お風呂の入り方を見直してみてはいかがでしょうか。
■ぽかぽか美人をつくる入浴方法
(1)浴室・脱衣室は温めておきましょう。 (2)湯船では肩までつかり、背骨全体を温めます。38度程度のぬるめのお風呂に、長く(15分〜20分程度)つかります。 (3)最後に、足に冷たい水と温かいお湯を交互にかけます。自律神経のバランスが整い、冷え改善につながります。
|
|
注意点
(1)食事直後の入浴はさけてください。 (2)お風呂上りは、髪をしっかり乾かしてから寝るようにしてください。(湯冷め防止) (3)湯冷めをしないように、靴下などを利用して足元を冷やさないようにしましょう。
寒い季節は、日常で動かしにくい肩や首筋に直接お湯をかけて温めると巡りが良くなり、冷え性改善に効果的です。
肩までつかると心臓に負担がかかるので、半身浴が好ましい場合もあります。心臓に問題のない方は、ぬるめのお湯に肩までつかることをおすすめします。
湯船に長くつかることが苦手な方は、お気に入りの入浴剤をいれるとリラックスでき、バスタイムを楽しむことができます。日常のバスタイムで巡りの良い身体をつくりましょう。
|
|
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子 10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)