クリスマス後に離婚相談が増えるってホント?離婚問題に詳しい弁護士の答えは…

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2018年12月14日 09:51  シェアしたくなる法律相談所

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日本ではクリスマスが「男女の仲を深める日」として定着しています。パートナーがいる人にとっては楽しみな季節である一方、彼氏・彼女がいない人や、単身赴任だったり、仕事が多忙な配偶者を持っていたりする人は、寂しさを感じてしまいますよね。


そうしたこともあってか、「不貞」に走る人も多い様子。クリスマスが終わると、弁護士への相談が増えるといわれていますが、「都市伝説では?」との声もあります。


そこで離婚問題に詳しい虎ノ門法律経済事務所 池袋支店の齋藤健博弁護士に実情を聞いてみました!


Q.クリスマス後、離婚の相談は増えるものですか?

齋藤弁護士:「実は、個人的にはめちゃくちゃ多いです。昨年のクリスマスイブは、ほとんど不貞行為に関するご相談でした。深夜まで不貞行為、それ以外に加害行為をしてしまった側の相談も受けていました。本当に多かったです。


その後は年末年始に差し掛かってくるからか、そこまで目立ちませんでしたが、イブは何でだろうと、自分でも立ち止まったことがあります。」


やはり「クリスマス後」は、不貞などの相談が増えるものなのですね…。



Q.どんな事例で浮気発覚したか、離婚に至ったかなど、差し支えない範囲でお答えいただけますか?

齋藤弁護士:「一番多いのは性格の不一致ですが、離婚を決断するには時間がかかりますよね。当然です。それでも、不貞行為があると、やっぱり気持ちに整理がつきやすい印象です」


やはり不貞は離婚を決意させる決定的な理由になるようですね…。クリスマスは、不貞が起こる確率が高いのかもしれません。



相手を思いやる気持ちを

クリスマスはそもそも、イエス・キリストの生誕を祝う日ですが、日本では「彼氏・彼女と過ごす日」になっています。なぜこのようになったのかは不明ですが、家族や配偶者、そして彼氏・彼女との関係に感謝する気持ちが高まる日であることは間違いありませんよね。


そのような日に不貞を働くことは、倫理に反していると言わざるを得ないでしょう。たとえ日頃ちょっと折り合いが悪くても、クリスマスくらいは一緒にいてくれることを感謝し、行動に移したいもの。しかし、実際弁護士に聞くと、クリスマス後の「不貞による離婚相談」は多いようです。


クリスマスが不貞の引き金になっているという現実は、とても残念なことですね。



*取材協力弁護士: 虎ノ門法律経済事務所 池袋支店 齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。今日も多くの依頼者の相談に乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。)



*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)


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