ゆるキャラ界の“スピードキング”は誰だ? ちっちゃいおっさん、ねば〜る君らがカーレースで爆走!

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2018年12月15日 15:52  Techinsight Japan

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ちっちゃいおっさんも「風船カートレース」で爆走!
ちっちゃいおっさん、ねば〜る君、家康くんなどご当地ゆるキャラ8体が11月25日、静岡県にあるサーキット「富士スピードウェイ」にてミニゲームやカーレースに本気でチャレンジし、優勝目指して熱い戦いを繰り広げた。しかし番組は「そもそもゆるキャラはカートに乗れるの?」など基本的な疑問を抱えたままスタート。その模様は無料インターネットテレビ局「AbemaTV」にて生放送された。ハプニングも飛び出したなか、輝かしい優勝を勝ち取ったのはどのゆるキャラだったのか。

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レース当日は天候にも恵まれ、美しい富士山が間近に見える同サーキットから、番組『爆走!ゆるキャラレーシング』が生放送された。今回名乗りを上げたご当地ゆるキャラは8体。ねば〜る君(茨城県)、ちっちゃいおっさん(兵庫県)、出世大名 家康くん(静岡県浜松市)、しろい地底王国忍者じねんじゃー(千葉県白井市)、ツルキャラ うどん脳(香川県)、十和田ごんぼう(青森県十和田市)、キタキュウマン(福岡県北九州市)、てしお仮面(北海道天塩町)だ。番組冒頭「ゆるキャラたちがカートに乗れるのかまだ試していない」と聞かされてMCの原口あきまさが仰天するが、ゆるキャラたちはそれを物ともせずそれぞれに魅力をアピール。ねば〜る君はビヨーンと体を伸ばしたり、「黒柳徹子さん!」とモノマネを披露、十和田ごんぼうはダンスをして、地元の家康くんには「出世法師 直虎ちゃん」が応援に駆け付けた。見るからにカーレースが似合うルックスのキタキュウマンが最有力優勝候補だ。


「ゆるキャラ界のスピードキングを決める大会」とも言える同番組では、イス取りゲーム、風船カートレース、障害物レース、超強風ビーチフラッグ、ゆるキャラカート対決の計5種目に臨んだ。1種目の「イス取りゲーム」から熾烈な1位争いが展開。じねんじゃーがキタキュウマンを突き飛ばしてイスをゲットすると、キタキュウマンが突き飛ばし返したり、最後に1つとなったイスを狙うねば〜る君と家康くんの戦いでは、一度家康くんがイスに座るも、ねば〜る君が無理矢理イスにねじりこんでいき、2体が相撲の取り組みのような体勢に。判定の結果、最初にイスに座った家康くんが1位になり、高ポイントを獲得した。


第2種目の「風船カートレース」では、いよいよゆるキャラたちがレースカーに乗車して自ら運転をすることに。カートに乗る自信が「1ミリもない」と弱気だったちっちゃいおっさんも軽快にカートを走らせる。ゆるキャラたちは、鬼(トップレーサーが運転するカート)から逃げて、自分のカートの後ろについている風船を死守しないとならない。意外にもスピード感ある白熱のレースの結果、じねんじゃーだけが風船を守り抜き、高得点を獲得した。


ぐるぐるバット、平均台、麻袋ジャンプ、タイヤ転がしに次々に挑戦する第3種目の「障害物レース」では、レースを終えたちっちゃいおっさんが「リアルに酔ったわ」と、いつもはお酒が好きなおっさんがぐるぐるバットで酔ったと嘆いた。ごんぼうもゆるキャラらしからぬ行動に出たり、見えてはいけないものが見えたりして反省するも、すぐに「グー」とサインを出して気を取り直していた。


続いて強すぎる向かい風が吹くなか、前に進んでフラッグを取る「超強風ビーチフラッグ」では動きが地味な種目ながらも、吹き飛ばされるゆるキャラが続出してユーモラスな種目となった。転がさせられたり、形が変わってしまうゆるキャラも。そして最大の見せ場である最終決戦の「ゆるキャラカート対決」では、富士スピードウェイサーキット特別コースをゆるキャラたちが大爆走。全3周して順位を決めたが、見ごたえのあるレースとなった。


この日、富士スピードウェイでは「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2018」を開催。番組途中には、トヨタ自動車の豊田章男社長から番組へメッセージが入ったり、TOYOTA GAZOO Racingの一員として、ル・マン 24時間レースで優勝を果たした中嶋一貴選手へずん(飯尾和樹・やす)の2人がインタビューした様子も中継された。


全5種目を終えて優勝したのは、ダークホースのしろい地底王国忍者じねんじゃーだった。2位は家康くん、3位はちっちゃいおっさんという結果に。しかし、順位よりも面白いのは、競技をしているゆるキャラたちの必死な様子。全くゆるくないのだ。ゆるキャラたちがカートを運転してコースを走っていく様子は珍しくシュールかつ癒される光景で一見の価値がある。MCを務めた原口あきまさもツイッターで「皆様! ご視聴有難うございました! くだらな過ぎて笑い過ぎて声とんだ。感謝∞!」とコメントした。同番組はAbemaTVで視聴することができる(http://bit.ly/2S12XQM)。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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