新宿に出現する「新宿タイガー」のドキュメンタリー 語りは寺島しのぶ

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2018年12月20日 18:51  CINRA.NET

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『新宿タイガー』ポスタービジュアル ©「新宿タイガー」の映画を作る会
ドキュメンタリー映画『新宿タイガー』が3月22日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。

同作は、1972年から虎のお面を被り、派手な格好をして毎日新宿中を歩く「新宿タイガー」と呼ばれる男性を追った作品。彼が働く新聞販売店や、1998年のオープン時と2012年のリニューアル時のポスターに彼を起用したタワーレコード新宿店の関係者、ゴールデン街の店主へのインタビューを通じて、お面の裏に隠された彼の意図、彼を受け入れる新宿の街が担ってきた役割に迫る。

出演者は新宿タイガーに加えて、八嶋智人、渋川清彦、睡蓮みどり、井口昇、久保新二、石川ゆうや、里見瑤子、宮下今日子、外波山文明、速水今日子、しのはら実加、田代葉子、大上こうじら。ナレーションは寺島しのぶが担当した。メガホンを取ったのは『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』が『釜山国際映画祭』ニューカレント部門に正式出品された佐藤慶紀。

佐藤監督は「テアトル新宿でご鑑賞後は、タイガーさんが今も暮らす新宿の空気を存分に浴びながら、余韻に浸って貰えたらうれしいです」とコメント。今回の発表とあわせてポスタービジュアルと特報も公開された。

■佐藤慶紀監督のコメント
撮影時、タイガーさんは69歳でした。ぜひ本作では、新宿に生きる団塊の世代の1人の人間の生き方を観て頂きたいです。そして、編集を終えたエンディングシーンは、全く予想していなかったものとなりました。それは、ささやかな「愛」の物語としてのエンディングです。撮影素材を何回も見ている内に、物語を紡がずにはいられなくなってしまいました。テアトル新宿でご鑑賞後は、タイガーさんが今も暮らす新宿の空気を存分に浴びながら、余韻に浸って貰えたらうれしいです。

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  • タイトルを「究極タイガー」(タイトー:東亜プラン)と読み違えてしまった…。
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