クリスマスだけの特別なケーキは、見た目にも華やか。でもどうやって切り分けたらいいの?と悩んでしまうことも。そこで今回はパティスリー レザネフォールのクリスマスケーキを使って、カービングパフォーマー・meicaさんに、ケーキをきれいに切るコツと、盛り付けのアイデアを教えてもらいました。食べきれずに残ってしまったケーキを、翌日にもおいしく食べるための保存方法もチェックして。
1.飾りやトッピングを外す
今回用意したクリスマスケーキは、鮮やかなグリーンのケーキに施されたシックなデコレーションが素敵な、パティスリー レザネフォールのピスタッシュグリオット(4900円)。
切り分ける数に合わせて、どこにナイフを入れるかをイメージします。ナイフの通り道にある飾りやトッピングは、先に外しておきましょう。
フルーツやチョコレートなどの切りにくい飾りだけを外し、クリームは触らないように注意を。チョコレートは手の熱で溶けやすいので、お箸や竹串を使うのもおすすめです。
切るときは、まず一本切れ目を入れたら、180度回して十字に線を入れ、またその間に線を入れ…と、左右対称を気にしながら等分にしていくと、均等になりやすいです。
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2.湯煎で温めたナイフで切る
大きめのバットかピッチャーを使って湯煎でナイフを温め、水分を布巾でふき取って使います。ナイフを温めることで、クリームを溶かしながらキレイに切ることができます。面倒がらず一カットごとにナイフを温め直して切ってみて下さいね。
ナイフは細長いものを使い、ケーキは切る直前まで冷蔵庫でよく冷やしておくと切りやすいです。
ケーキの上のフルーツは一度外して、フルーツのみで切ってから盛り付けた方が崩れにくいです。手間はかかっても、ケーキを小皿に移動させたのちにフルーツを飾るのがベスト。
中のフルーツに関しては、何が入っているかを購入時に聞いておいて、柔らかなものであれば出来るだけ、ナイフをギコギコと揺らすことなく、スッと一回で下までナイフを下ろし、手前に引き抜くとクリームの断面がキレイに保てます。
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3.お皿に取り分け、飾りやトッピングを乗せる
切ったケーキをお皿などに移すときは、まずはナイフを底面に差し込み、断面に手を添えてお皿の上まで移動します。ナイフごとケーキを傾けて置き、その傾いたケーキと互い違いになるようにナイフをずらして引き抜きます。
お皿にケーキを移したら、外しておいた飾りやトッピングをケーキに飾りなおします。
フルーツやナッツ、チョコレート、クリームなどを追加で飾ると、より華やかに。追加のトッピングを用意するときは、ケーキに使われているものと同じ食材を選びましょう。
4.空気に触れないようにして、冷蔵庫で保存する
食べきれなかったケーキを、紙の箱のまま冷蔵庫に入れるのはNG。乾燥してぱさぱさになってしまいます。大きめの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存を。
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そして冷蔵庫から取り出して食べる際は、少し時間を置いて常温に戻してから食べることで本来のふんわりとした食感を楽しむことができます。
また、一度焼いて作ったチョコレートやチーズのベイクドケーキは冷凍することもできます。解凍するときは常温で自然解凍するのではなく、冷蔵庫に移してゆっくり解凍するようにしましょう。
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