奈良の魅力を体感!”ほぐほぐまつり”開催

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2018年12月22日 10:02  オズモール

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オズモール

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◆食あり体験あり!古代の魅力を今に受け継ぐ“ほぐほぐまつり”が奈良・平城宮跡で1月に開催

47都道府県では、まだ知らなかったローカルのいいものに出会えるイベントがたくさん。ここでは日本有数のお祭りから地元の人と触れ合える小さな催しものまで、次の旅のヒントにしたいイベントを編集部がご案内。今回は、奈良県の平城宮跡歴史公園・朱雀門ひろばで2019年1月26日(土)と27日(日)に開催される「大立山まつり2019奈良ちとせ祝ぐ寿ぐ(ほぐほぐ)まつり」をご紹介します。古都・奈良の魅力を再発見して!


◆数々の自慢料理や奈良時代体験など古代を偲び奈良の“いいとこ”を満喫する旅へ

ステージでは2日間で全20団体が大和の伝統芸能を披露。写真は東吉野村の「小川祭り」
新年の景気づけに、いいとこ取りのお祭りを体験する旅に出てみては。1月26日(土)と27日(日)に奈良県・平城宮跡の朱雀門ひろばで開催されるイベント「大立山まつり2019奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」には、古代から今に伝わる“いいとこ”ばかりを集めた楽しい催しが盛りだくさんだとか。

会場となる朱雀門ひろばのある平城宮跡は、「古都奈良の文化財」のひとつとして世界遺産にも登録されている特別史跡で、約1300年前には日本の都としても栄えていた場所。今回当時の称徳天皇が宮中行事などで着用されていたという礼服を再現、2日間の両日のオープニングには平場の特設ステージで披露される。また、奈良県の無形民俗文化財に指定されているものから平成に始まったものまで、県内全20団体のお祭りも披露される。各地域の伝統行事などが1度に見られるのは、かなり貴重な機会。来場者参加型の演出もあるというから、旅の思い出に参加してみるのもよし。




約30の“あったかもん”が味わえる。写真は大和高田市の「みくちゃん鍋」
“いいとこ”で見逃せないのは、やっぱりグルメ。奈良県の全39の市町村がそれぞれ、地域伝承、自慢の温かい料理“あったかもん”を持ち寄るという。生駒市の創業400年の酒造が生駒山の名水と良質の米で作った酒粕ベースのドリンク「ホットたけひめ」や葛城市の「飲むホットティラミス」、上北山村の「かみきた炙りあまご入り 栃餅雑煮」など、鍋物や麺類、スイーツ、お酒など、興味深い数々のメニューが登場する。寒空の中、そんな“あったかもん”を味わえば、いつも以上に幸せなグルメ体験ができるかも。さらに地域に根づく特産品の販売もあるので、この機会にグルメの幅もぐんと広がりそう。



奈良時代の装飾が学べる「うんげん彩色のかんざし作り」のワークショップも
朱雀門ひろばには、資料館、お土産ショップ、レストラン・カフェ、展望スポット、休憩場所など、それぞれをテーマに、平城宮いざない館、天平みつき館、天平うまし館、天平みはらし館、天平つどい館という5つの館が設けられているので、お祭りの合間の休憩に覗いてみて。いくつかの館内ではワークショップも開催。ラインナップは、古代の鏡・海獣葡萄鏡等の型から作る「レプリカチョコ作り」、天然顔料を使用した「うんげん彩色のかんざし作り」、鑑真和上ゆかりの香木を使う「天然木でのお香作り」、古代の甘味料・甘葛煎を作る「甘葛ブンブン」、「遣唐使船絵付け体験」、「木簡ストラップ作り」、「初凧作りワークショップ&会場での凧揚げ体験」の7つ。どの体験も、奈良ならでは!



17時半から18時頃、地上7mの高さがある四天王が点灯。写真は左から多聞天、増長天
さらに、展望デッキから平城宮跡の眺望が楽しめる天平みはらし館にあるVRシアターでは、僧侶を始め小説家や写真家などによる講話があったり、奈良時代の衣装を身につけ髪を結い、当時の部屋を再現した空間で古代食を楽しむ体験ができたり。また、平城宮跡を拠点に、万葉集をテーマに飛鳥京と藤原京ゆかりの地、または、飛鳥京・藤原京の各時代に作られた四天王を巡るバスツアーも実施される。
そのほか、人などをかたどった「立山」を作って厄払いする風習にちなみ、当日会場には時事ネタを盛り込んだ立山や本体の高さ5mの四天王の大立山も展示される。日の入り時、和太鼓の音色が鳴り響くとともに鮮やかに彩られた四天王の大立山に灯りがともると圧巻、思わず拍手したくなる!
朱雀門ひろばを訪れ、古都・奈良の約1300年の歴史に思いを馳せる週末を過ごして。



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