ある日突然できてしまう「口内炎」は、食事も会話もしにくくなり、本当に憂うつなものです。その原因は、忙しさからの身体のケア不足といえます。
忙しく疲れやすい時こそ、栄養バランスと十分な睡眠を心がけましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、口内炎を予防する方法と、身体を癒す美味しいレシピを3つご紹介します。
■食生活の乱れが、「口内炎」の大きな原因
多忙なために、ファーストフードや麺料理、丼ものといった炭水化物中心の一品料理で食事をすませてしまうと、健やかな皮膚や粘膜を守る「ビタミンB2」と「ビタミンB6」が不足し、口内炎ができやすくなります。
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必要以上に神経質になる必要はありませんが、「野菜や果物を欠かさず食べたか」「肉、魚、卵などの良質なたんぱく質もしっかり食べていたか」をチェックする習慣を持ってください。
■睡眠不足とストレスも大敵
忙しい時は誰しも睡眠不足になりがちですが、できる限り睡眠時間は確保するようにしてください。生活パターンを見直すと、無意識に過ごしていた無駄な時間を睡眠に充てることも可能になるでしょう。
また、ストレスの解消も大事なことです。1日に1度は心から楽しいと思うことを行ったり、楽しい予定を意識的に入れるなど、ストレスをため込まない工夫をしてください。
■口内炎予防に! 疲れた心と身体を癒す時短レシピ3選
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口内炎予防には、「ビタミンB2」「ビタミンB6」の摂取が欠かせません。時短でできるレシピで、手軽に栄養バランスを整えましょう。
(1)レバーの香味野菜とウスターソース煮
レバーは、「ビタミンB2」「ビタミンB6」の宝庫です。特有の匂いが苦手な方でも、ウスターソースを使うことで食べやすく仕上がります。常備菜にも◎です。
材料(作りやすい分量)
・鶏レバー 400g ・ウスターソース 大さじ3 ・酒 大さじ3 ・塩 小さじ1 ・しょうが 2かけ ・玉ねぎ 1/4個 ・セロリ 1茎
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作り方
(1)鶏レバーは食べやすい大きさに切り、水を張ったボウルに漬けて血抜きをします。水は2〜3回変えながら5分程度漬け、水気を切っておきます。 (2)しょうが、玉ねぎはスライスし、セロリはせん切りにしておきます。 (3)鍋にウスターソース、酒、塩、(2)を入れて火にかけ、沸騰したら(1)を入れます。 (4)再沸騰したら中火にし、フタをして7〜8分煮たら火を止めて、そのまま冷ませば完成です。
(2)納豆とツナのオムレツ
卵と納豆とツナで、「ビタミンB2」「ビタミンB6」が一気にとれます。
材料(2人分)
・卵 2個 ・納豆 1パック ・ツナ缶 1缶 ・オリーブオイル 大さじ1 ・マヨネーズ 小さじ1 ・塩 適宜
作り方
(1)納豆、油を切ったツナ缶、マヨネーズ、塩をよく混ぜ合わせておきます。 (2)ボウルで卵を溶き、(1)を加えてよく混ぜ合わせます。 (3)フライパンにオリーブオイルを熱し、(2)を流し入れます。 (4)箸で混ぜ合わせながら火を通し、半熟になったら火を止めてフタをし、2〜3分蒸らせば完成です。
(3)バナナクランチ
アーモンドで「ビタミンB2」、バナナで「ビタミンB6」がとれます。バナナはよく熟れたものを使ってください。
材料(2人分)
・バナナ 2本 ・アーモンドダイス 10g
作り方
(1)バナナは、2cm幅に切っておきます。 (2)アーモンドダイスは、フライパンできつね色になるまで炒ります。 (3)(1)に(2)をトッピングすれば完成です。
身体にやさしい食生活を送り、しっかり身体を休めれば、自分自身のコンディションを良く保てることに気がつくはずです。そして、それは自信にも変わります。疲れやすくなる時期こそ、自分へのケアを忘れないでいてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)