美容と健康に良いと知られている「ヨーグルト」は、そのまま食べる方がほとんどだと思います。しかし、ヨーグルトは冷たいまま食べるよりも、温めて食べるほうが身体に良いことをご存知でしょうか?
管理栄養士の筆者が、「ホットヨーグルト」についてご紹介します。
■ヨーグルトの特徴
ヨーグルトは、発酵させることで乳糖が分解されやすくなっています。さらに、腸内環境を整えてくれる「善玉菌」が多く含まれているほか、“幸せホルモン”と呼ばれている「セロトニン」の材料になるアミノ酸の一種「トリプトファン」も含まれています。
タンパク質も含まれているため、ダイエット中のタンパク質補給にもおすすめです。
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■ヨーグルトは何度くらいに温めると良い?
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、非常にデリケートです。冷たすぎても温めすぎてもNGです。
乳酸菌が活性化する温度は、25〜43度です。ですから、グツグツ煮ると乳酸菌は死滅してしまいます。
温める方法
ヨーグルトを耐熱容器(マグカップ等)に入れ、水を少量混ぜて500wのレンジで30〜40秒ほど温めてください。この時、温めすぎないように注意しましょう。
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■「ホットヨーグルト」のメリット
いつもヨーグルトを食べているけれど「便秘が解消されない」「おなかがはる」「身体が冷える」という方は、温めて食べた方が効果を期待できるかもしれません。
ヨーグルトを温めると乳酸菌が活発になり、内臓も温められます。上記のようなお悩みがある方は、体内が冷えている可能性もあるので、ぜひお試しください。
■ヨーグルトの選び方
加糖されていないプレーンタイプのものを選びましょう。
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何種類か試してみて、自身にあったものをみつけてくださいね。
■ホットヨーグルトのアレンジレシピ2選
(1)ホットヨーグルトと甘酒のきなこドリンク
材料(1人分)
・ホットヨーグルト 80g ・甘酒(ストレートタイプ) 20g ・きなこ 適量
作り方
ホットヨーグルトと甘酒を混ぜ、その上にきなこをかけてできあがりです。
(2)ホットヨーグルトのせグラノーラ
材料(1人分)
・グラノーラ 皿1杯分 ・ホットヨーグルト 40g ・ベリーミックス 適量
作り方
グラノーラにホットヨーグルトとベリーをのせてできあがりです。
いかがでしたか? アレンジレシピもとても簡単なので試してみてくださいね。ホットヨーグルトで腸からきれいになりましょう。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな「すべての女性は美しい」をモットーに「食べる」ことを通して自分らしく育児も自分磨きも楽しむメソッドを提案。)