1月6日は、月によって太陽の一部が隠れ、太陽が欠けていくように見える部分日食が起きる。日本で観察できるのは2016年3月9日の部分日食以来3年ぶりとなる。
国立天文台によると、部分日食は6日の午前中に日本全国で観察することができる見込み。那覇では太陽の面積の6%、東京では29%、札幌では42%が月によって隠れる。各地の食の最大は、那覇では9時39分、福岡では9時47分、京都では9時57分、東京では10時06分、仙台では10時09分、札幌では10時13分の予定となっている。
観察にあたっては、目を痛めないように日食グラスなど専用の観察器具を正しく使う必要がある。肉眼で直接太陽を見るにはもちん、色つき下敷きやサングラスなど黒っぽいものでも光の遮断が不十分だと網膜を損傷する危険性がある。また、日食グラスを使っても望遠鏡や双眼鏡を除くのは危険とのこと。