ガンバ大阪から東京ヴェルディへ期限付き移籍していたMF泉澤仁が期限付き移籍期間満了後、ポーランド1部のポゴニ・シュチェチンへ完全移籍すると発表した。5日に両クラブが発表している。なおポゴニ・シュチェチンとの契約は2021年までの2年間で、1年の延長可能なオプションが付与されているようだ。
現在27歳の泉澤は千葉県の出身で、阪南大学を卒業後の2014年に大宮アルディージャへ加入。2年目にレギュラーを奪取するとJ2リーグ戦41試合に出場して7得点を記録するなどクラブのJ1昇格に貢献した。その後2017年にガンバ大阪へ完全移籍。1年目は21試合に出場したが2年目となった2018年はトップチームでの出場機会に恵まれず、6月に東京ヴェルディへ期限付き移籍していた。移籍後は明治安田生命J2リーグで17試合に出場、3得点を記録している。
なおポゴニ・シュチェチンは現在、ポーランド1部エクストラクラサで16チーム中7位。過去には元浦和レッズMF赤星貴文ら3人の日本人選手がプレーしていた。
海外への移籍に際して泉澤は両クラブの公式サイト上でコメントを発表している。
■東京ヴェルディ
「今回、海外で挑戦することに決めました。半年という短い期間でしたが、信頼できるヴェルディの皆さんに出会えて充実した半年間でした。サポーターの皆さんがすぐにチャントを作ってくれたことや、勝利後のハイタッチ、ラインダンスができたことが嬉しかったです。プレーオフで、チームの力になることができず、とても悔しく、申し訳なく思っています。今年、ヴェルディがJ1の舞台に戻ることを心から願っています。ヴェルディを愛する皆さん、ありがとうございました」
■ガンバ大阪
「短い間でしたが、素晴らしいスタジアムで、ガンバ大阪のサポーターの皆さんと一緒に戦うことが出来て、嬉しかったです。有難うございました」