ポン・ジュノ監督が「衝撃を受けた」と絶賛 片山慎三長編初監督作『岬の兄妹』3月公開

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2019年01月11日 11:02  リアルサウンド

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 片山慎三の長編初監督作『岬の兄妹』が、イオンシネマ板橋、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて3月1日より全国順次ロードショーされることが決定し、特報映像とポスタービジュアルが公開された。


参考:<a href=”http://www.realsound.jp/movie/2019/01/post-303803.html”>動画はこちら</a>


 本作は、障害をもつ兄妹が犯罪に手を染めたことから人生が動き出す、地方都市の暗部に切り込み家族の本質を問う物語。『殺人の追憶』『スノーピアサー』などで知られる韓国の映画監督ポン・ジュノの元で研鑚を積んだ片山監督は、これまで 『TOKYO!』(※ポン・ジュノ監督パート)や『母なる証明』、『マイ・ バック・ページ』『苦役列車』などに助監督として携わり、本作が長編初監督作となる。


 本作では脚本・編集も自身でこなし、1年間、 季節ごとの撮影を繰り返し完成まで2年以上かけた。兄を演じるのは、冨永昌敬監督作『ローリング』の松浦祐也。妹役を、瀬々敬久監督作『菊とギロチン』で女力士役に挑戦した和田光沙が務めた。また、産婦人科医役で、1980年代の日活ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきが特別出演している。


 公開されたポスタービジュアルには、肩を抱く兄妹の姿が。「ふるえながら生きていけ」とコピーが添えられている。


 あわせて公開された特報では、「慎三、君はなんてイカれた映画監督だ! 力強く美しい、ここまで大胆な作品が生まれるとは…衝撃を受けたよ。多くの論争を巻き起こす見事な傑作だ。おめでとう」とポン・ジュノから賛辞の言葉が送られている。 (リアルサウンド編集部)


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