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明大22季ぶり大学日本一「1点差」埋めるメンタル

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2019年01月12日 15:54  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

写真天理大対明大 前半、トライを決める明大WTB山崎(撮影・狩俣裕三)
天理大対明大 前半、トライを決める明大WTB山崎(撮影・狩俣裕三)

<全国大学ラグビー選手権:明大22−17天理大>◇決勝◇12日◇東京・秩父宮ラグビー場



伝統の紫紺のジャージーが完全復活を遂げた。天理大を22−17で破り22季ぶりの優勝を果たした。


関西勢として34大会ぶりの大学日本一を目指す天理に開始すぐ先制を許す。前半2分、左ラインアウトからのサインプレーで、天理大フッカー島根一磨主将(4年、天理)が左隅に飛び込んだ。 だが、22季ぶり優勝を狙う明大はあきらめない。失点から4分後、FB山沢京平(2年、深谷)の2人飛ばしパスから、WTB山崎洋之(4年、筑紫)が右隅に飛び込んだ。さらに、同21分にもモールからSH福田健太主将(4年、茗渓学園)が横へ開いたところを、WTB高橋汰地(4年、常翔学園)がタテへ走り込んでトライを奪った。 前半終了直前には天理大がインゴールに迫ったが、ボールを地面に置けず、そのまま前半終了の笛。 明大が12−5とリードしてハーフタイムを迎えた。


後半も勢いは止まらない。14分には相手陣スクラムで反則を誘い、FB山沢が約30メートルのPG成功し15−5。同21分には相手ゴール前ラックから、フッカー武井がラックサイドを突いてトライ。ゴールも決めて22−5と引き離した。同29分からは天理大に怒濤の反撃を許す。5点差まで迫られたが、ラスト1プレーのところで、天理大がノックオン。執念で逃げ切った。


田中澄憲監督(43)は「部員126人の努力とハードワークが最後に最高の形で表れた。去年ここで悔しい敗戦をしてから、学生たちは努力をしてきた。ここに戻ってきて勝つことができた」と感慨深げに言った。福田主将は「メイジのプライドを持って戦えた」とうれし涙を流した。


苦しみながらも、頂点に返り咲いた。今季は春季大会で初優勝を果たし「日本一」への期待が高まったが、対抗戦では波に乗れなかった。早大、慶大に敗れ、まさかの3位。それでも、大学選手権を戦う中、少しずつチームとしての一体感を高めていった。


就任1年目の田中監督のもと、掲げたスローガンは「EXCEED(超えろ)」。昨季、19年ぶりの決勝で帝京大に1点差で敗れた試合で、メンタル面の強化の重要性を痛感。「(リードしている展開から)少しずつ点差が縮まっていったときのメンタル。そこをどうやって鍛えるのかを模索した」。


「1点」の差を埋めるため、今季は夏合宿でメンタルトレーニングに着手。選手が私生活の中で、「毎日必ず行うこと」を3つ決め、毎晩、自ら達成できたかを確認するようにした。


指揮官が求めたのは、どんな状況でも平常心を持つことと、自主性の大切さ。田中監督は「平常心を持つことが目的で、自分が決めたことを、毎日きちんとやることが大事。スリッパを並べるとか、簡単なことでも、毎日続けることが大事。それがラグビーにもつながる。8月の合宿から初めて、シーズンが深まってきて選手たちが変わってきた」と話す。


2日の準決勝後には、4年生全員でスーパー銭湯に出かけ「明治大学ラグビー部のジャージーを着る意味」を確認。SH福田健太主将は「明治は多くの人に応援されるチームだが、結果で強さを示せていない時代が続いた。紫紺のジャージーは勝たないといけない集団」と決意を固めて、決勝のピッチに立った。


96年度以来、13度目の日本一。低迷期を乗り越えた明大が、主役の座を奪い返した。

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  • 明治大学、優勝おめでとうございます。天理大学も同様に胸をはってください
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