ホーム > mixiニュース > 海外 > 健常者の恋人を持つ障害者男性 「あり得ない」「見せかけ」と言う人々へ伝えたいこと(米)<動画あり>

健常者の恋人を持つ障害者男性 「あり得ない」「見せかけ」と言う人々へ伝えたいこと(米)<動画あり>

9

2019年01月12日 21:32  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

写真交際して3年になるシェーンさんとハンナさん(画像は『Shane Burcaw 2018年10月29日付Instagram「What Made Me Smile This Week」』のスクリーンショット)
交際して3年になるシェーンさんとハンナさん(画像は『Shane Burcaw 2018年10月29日付Instagram「What Made Me Smile This Week」』のスクリーンショット)
障害を抱える人にとって社会の厚い壁がある限り、世間の偏見や差別を乗り越えることは容易ではない。しかしアメリカに、多くの人をインスパイアし続けるひとりの男性がいる。生まれつきの重い障害を抱える彼には健常者の恋人がおり、「障害者への偏見がなくなる世界を目指して僕たちのことを伝えていきたい」と話している。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。

【この記事の動画を見る】

ペンシルベニア州出身のシェーン・バーコウさん(26歳)は神経筋疾患の脊髄性筋萎縮症(Spinal Muscular Atrophy SMA)で生まれ、2歳の時から車椅子生活をしている。一生涯歩行不可能で普段の生活には家族のサポートが欠かせないが、持ち前のユーモアと明るさで周りに笑顔をもたらすシェーンさんは家族以外にも多くの友人に囲まれていた。

そんなシェーンさんが3年前に恋に落ちた。シェーンさんはそれまでにもドキュメンタリー番組に出演したり、ブログを始め本を出版したこともあったため、多くの人がシェーンさんにインスパイアされていた。ミネソタ州に住むハンナ・アイルワードさん(25歳)もその一人で、ハンナさんは米俳優で作家、監督兼プロデューサーのレイン・ウィルソン氏が手掛けたシェーンさんの人生についてのドキュメンタリー番組を見て、ユーモアのセンスに惹かれ、素直にシェーンさんを「素敵な人」だと思ったそうだ。

ハンナさんがシェーンさんにメールで率直な気持ちを伝えると、シェーンさんは自分の障害のことに一切触れてこなかったハンナさんのことをもっとよく知りたいと思う気持ちが湧き、連絡した。そして2人はメールやFaceTimeでやり取りするようになり、ついにハンナさんはミネソタからペンシルベニアまでシェーンさんに会いにやって来た。

2人は4日間一緒に過ごし、更に関係を深めた。互いに恋人として意識し合うまでに時間はかからず、シェーンさんとハンナさんは遠距離恋愛を続けたが、2018年にシェーンさんがミネソタ州ミネアポリスに引っ越してハンナさんと一緒に暮らすようになった。

しかし、健常者の女性と障害者の男性の姿は自然と周りの目を引くようだ。「一緒に出掛けると、周りは僕らをきょうだいだと勘違いする人が多いし、ハンナのことをお金を貰って僕の世話をしている介護人だと思う人もいます。更には彼女を母親とまで思う人もね」とシェーンさんは明かす。交際して3年になる2人が開設したYouTubeチャンネル「Squirmy and Grubs」には仲睦まじげな動画が投稿され、シェーンさんのInstagramやブログにもハンナさんとのツーショットが多数公開されている。しかしそれらの投稿を見た人からは、心無いコメントが届くこともしばしばだという。

「あり得ない。」
「気持ち悪い。」
「こんな関係、普通じゃない。」
「シェーンがいい奴なのはわかったけど、ハンナは介護人も同じだろ。そうじゃなきゃ、よほど頭のネジが2〜3本緩んでいるとしか思えないね。」
「閲覧数を稼ぐために、恋人のフリをしているだけでしょう。カメラの回っていないところでもこんなふうに仲良くしているはずがないわ。」

どんなに2人の関係を否定する声が寄せられても、シェーンさんとハンナさんは動画を投稿し続けている。それにはある目標があるからだとシェーンさんは語る。

「社会には障害者を取り巻く様々な有害な偏見があります。一般的に思われることは、障害者はロマンチックな関係を持つことが不可能だということ。また、その価値がないということです。ですが、障害者と健常者の恋人関係はあり得ないことではないということを私たちは世間に伝えたいのです。障害者が世間から押される烙印を失くし、偏見をもたずに僕らのような関係が自然であることを社会に理解してもらうよう伝えていくことが、僕らのゴールだと思っています。」

現在、ハンナさんはミネソタ州ノースフィールドにあるカールトン・カレッジの学生だが、卒業した後はシェーンさんと子供を持つことも話し合っているそうだ。動画をソーシャルメディアに投稿するたびに誹謗中傷のコメントが届くという2人だが、一方で温かい励ましの声も多数寄せられている。特に同じ病を抱える障害者からは「2人を見ていると励みになって心が温かくなる」といったメッセージもあるという。このニュースを知った人からも「素晴らしいと思う。2人が幸せになりますように」「こういう子供たちを育ててきた親もきっと素晴らしい人なんだろうね」「女性は外見だけでなく心も奇麗だね」「こういうのを真実の愛というんだろうな」「誰を傷つけているわけでもないし、批判する人は大きなお世話だよ。交際している恋人同士なんだから一緒に出掛けるのが当たり前だろうが」「そうそう。他人の恋愛をとやかく判断する筋合いは誰にもないからね」といった声があがっている。



画像は『Shane Burcaw 2018年10月29日付Instagram「What Made Me Smile This Week」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

このニュースに関するつぶやき

  • むしろ逆で奇跡でも起きてこの人の障害が無くなって普通の人になってもどちらも恋人同士でいられるのか?という事に興味がある。障害を魅力と感じる人もいるだろうし。
    • イイネ!1
    • コメント 0件
  • さりげなく紹介されているけど、ハンナさんの通っているカールトン・カレッジは堅実な教育で知られる名門大学で、ここで紹介されている彼女の人柄に合っているな〜と納得。
    • イイネ!11
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(6件)

あなたにおすすめ

ニュース設定