地方の店ながら自社農園を持つサザコーヒー、理想の味を追求する親子の信念とは『カンブリア宮殿』

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2019年01月16日 13:12  TVerプラス

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1月17日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系、毎週木曜22:00〜)は、「奇跡のコーヒー店 理想のコーヒーを追求する親子感動物語」と題して放送。茨城県にある大人気のコーヒー店・サザコーヒーの鈴木誉志男会長と鈴木太郎副社長をスタジオに迎える。

地方の喫茶店ながら南米に自社農園を持ちコーヒー豆を栽培、一方、トップクラスのバリスタを育て上げる「本物志向」で注目を集めるサザコーヒー。映画館一家の息子として生まれた会長の誉志男は20代の頃、映画の興行プロデューサーだった。しかし、1970年代に入ると映画が斜陽産業に……。そこで始めたのがサザコーヒーだった。地元のイベントに参加しては、コーヒーを無料で配る“タダコーヒー戦略”で、地元の人の心を掴むことに成功すると、誉志男の“コーヒー熱”は加速する。年商の2倍近くもする高級焙煎機を購入したり、南米コロンビアに自社農園を買ってしまったり、地方のコーヒー店とは思えないこだわりぶり。一方、サザコーヒーを継ぐ気はなかった息子の太郎も、いつのまにか父がつくったコーヒーの味を茨城以外にも広めようと、バリスタコンテストに参加したり、東京進出を指揮したりと、次々新しい風を吹き込む。地元に愛される店を作った父・誉志男と、外に打って出る息子・太郎。2人が手を取りあい、サザを大手に負けない強いコーヒー店へと成長させた。

サザでは、地元・茨城の食材にこだわったケーキも大人気。タルトケーキには、リンゴの名産地・大子町のものを使い、モンブランには地元・岩間の栗を使用。食材だけでなく、コーヒーカップも、地元の伝統工芸品「笠間焼」を使っている。しかも、サザのトイレには笠間焼の洗面台まで備え付けた。地元の良いものを積極的に使うことで、地方都市の文化を外に発信したいと考えているそう。

近年東京にも進出し話題になっているサザコーヒー。茨城で愛されるコーヒー店の味は、東京でも通用するのか?
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