スーペルコッパ・イタリアーナ2018が16日、サウジアラビアの都市ジッダのキング・アブドゥッラー・スポーツシティで行われた。2017−18シーズンのセリエAとコッパ・イタリアを制覇したユヴェントスとコッパ・イタリア準優勝のミランが対戦した。
前半はユヴェントスが次第に主導権を握り、ドウグラス・コスタなどを起点にミランゴールに迫ったが、得点を奪えずスコアレスで折り返した。
後半に入るとまず、ミランがチャンスを迎える。48分にパトリック・クトローネが左足から強烈なシュートを放ったが、クロスバーに当たり得点とはならなかった。その後もミランはカウンターで度々ユヴェントスゴールに迫るもののゴールに繋げることはできなかった。
ピンチを凌いだユヴェントスは61分、ミラレム・ピアニッチからの浮き球のスルーパスにうまく抜け出したクリスティアーノ・ロナウドが頭で合わせて先制した。
ミランは74分に相手の足を踏みつけたフランク・ケシエがVARでの判定によって一発退場となり、一人少ない状況を強いられることとなった。ユヴェントスは数的優位となってからは、パスを回しながらボールを支配。試合はそのまま終了し、ユヴェントスが史上最多8度目のスーペルコッパ優勝を達成した。
【スコア】
ユヴェントス 1−0 ミラン
【得点者】
1−0 61分 クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)
【スターティングメンバー】
ユヴェントス(4−3−3)
シュチェスニー;A・サンドロ、キエッリーニ、ボヌッチ、カンセロ;マテュイディ、ピアニッチ(65分 ジャン)、ベンタンクール(86分 ベルナルデスキ);C・ロナウド、ディバラ、D・コスタ(89分 ケディラ)
ミラン(4−3−3)
G・ドンナルンマ;カラブリア、サパタ、ロマニョーニ、R・ロドリゲス;ケシエ、バカヨコ、パケタ(71分 ボリーニ);カスティジェホ(70分 イグアイン)、チャルハノール、クトローネ(78分 コンティ)