新『ゴーストバスターズ』今夏制作開始へ

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2019年01月17日 11:03  Techinsight Japan

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新『ゴーストバスターズ』を手がけるジェイソン・ライトマン
おばけ退治という画期的な作品で人気となった『ゴーストバスターズ』シリーズ。2016年には女性4人が主役のリブート版『ゴーストバスターズ』が公開されたことも記憶に新しい。このほど、最初の2作を手がけたアイヴァン・ライトマン監督の息子ジェイソン・ライトマン(41)が新しい『ゴーストバスターズ』の監督を務めることが報じられた。

ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、アーニー・ハドソンらが出演し、世界的に大ヒットした『ゴーストバスターズ』。1作目が1984年に、2作目が1989年に公開され、同2作はアイヴァン・ライトマンが監督を務めていた。

そして、現地時間15日にソニー・ピクチャーズが新たに『ゴーストバスターズ』の制作を進めていると『Variety』が報じた。新作は父からメガホンを引き継いで息子のジェイソン・ライトマンが指揮を執るという。ジェイソンはギル・キーナンとともに脚本も手がける予定で、今年の夏に撮影をスタートし、2020年夏の公開を目指しているそうだ。

気になる新作の内容だが、1984年の『ゴーストバスターズ』の続編になり、2016年に公開された女性キャストのリブート版『ゴーストバスターズ』との関連はないという。また、現在のところオリジナルのキャストが戻ってくるのかは明らかになっていないが、ジェイソンはすでに謎の役のために10代の役者を4人探し始めているとのことだ。ファンとしてはオリジナルキャストの出演を望んでいるだろうが、メインキャスト4人のうちハロルド・ライミスは2014年に69歳で亡くなっている。

今回の作品は父アイヴァン・ライトマンの会社「Montecito Pictures」がプロデュースし、関係者が語ったところによるとアイヴァンはこの作品が息子へのバトンタッチだと考えているという。ソニー・ピクチャーズは準備が整うまで偽のタイトル『Rust City』を使って、新『ゴーストバスターズ』の制作が進められていることを秘密にしていたそうだ。

ジェイソン・ライトマンは映画『JUNO/ジュノ』(2007年)や『マイレージ、マイライフ』(2009年)、さらに昨年公開された映画『タリーと私の秘密の時間』や『フロントランナー』で監督を務めており、ハリウッドでキャリアを積んできた。そしてついに父の人気シリーズを継ぐかたちとなったジェイソン。プレッシャーはあるだろうが、どのように新たな『ゴーストバスターズ』をスクリーンに届けてくれるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)
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